インド(7)エローラ遺跡、アジャンタ遺跡〜最高の彫刻・壁画に酔いしれる。南インドおすすめスポット‼︎
5/25-26 in Aurangabad
ムンバイから南下し、楽しみにしていたエローラ遺跡とアジャンタ遺跡に行ってきました。期待どおりかなり良かったのでおすすめです!
(行った当時のレートは1ルピー(1Rs)≒1.7円でした)
1.アクセス
(1)ムンバイ〜Aurangabad
エローラ、アジャンタともに拠点はアウランガーバード(Aurangabad)という街です。
ムンバイからの深夜便の列車の空きがなかったので、夜行バスで行くことにしました。ムンバイのセントラルバスターミナルのチケットオフィスは入り口入ってすぐ左に小さな窓口があり、そこで買えます。
ムンバイ〜Aurangabad/夜行バス(AC付き)/Rs630/所要9時間
このチケットカウンターの係員がかなり横柄な態度でキレそうになりましたが...
(2)Aurangabad〜エローラ遺跡
Aurangabadのバスターミナルから1時間に1便程度と頻繁しています。
Rs33(ACなしのローカルバス)、所要1時間ほど
ただし、帰りのローカルバスをつかまえるのが一苦労です。エローラ遺跡前の大通りで待っているとバスが通るのですが、どのバスもすでに満杯で通り過ぎていきます。停まらないバスに対しておっさんが荷物を投げていました笑
本当にまったく停まらないので、最終的にリキシャ(三輪バイク)をシェアして帰りました。
(3) Aurangabad〜アジャンタ遺跡
Aurangabadのバスターミナルからアジャンタ遺跡の入り口まで行って帰る往復バス(おそらくツアーバス)が1時間に1本程度出ています。
AC付きで往復Rs326。片道2時間弱。
私は9:00発のバスに乗って、アジャンタに着いたのが11:00過ぎ。14:30にバスが迎えに来ました。
2.エローラ遺跡
とにかく敷地が広大です。岩窟も34個あります。せっかくなので私は全部回りました。なお、「地球の歩き方」には徒歩で全部を回る人はいないと書いてありましたが、私は徒歩で回りました。それも猛暑の中笑
Cave29から30への移動は結構遠いですが、誰も歩いておらず、鳥のさえずりしか聞こえないというかなりおすすめのウォーキングルートです!
メインのCave16にはたくさんの人がいます。それ以外の岩窟は人も少なく、ゆっくり鑑賞できます。特にCave17以降は人がほぼいなくて貸し切り状態でした。まぁただCave16がやっぱり一番見事なのですが...
(Cave16の写真)
Cave30以降はCave1〜29とは少し離れたところにあり、ジャイナ教という宗教の岩窟になっています(なお、Cave1〜12が仏教、13〜29がヒンズー教)。
少し離れているせいか警備員以外誰もいませんでした。にもかかわらずこちらは2階に登れたりとプチ探検を楽しめます!
ここにもやっぱり猿がいます!
【入場料】500ルピー
3.アジャンタ遺跡
アジャンタはエローラと違い、一箇所にかたまっていて、1つの洞窟がそんなに大きくないので、順番に全部見ても2〜3時間ほどで十分回れます。
洞窟内は暗いので写真撮影には少し不向きでした。
しかし壁画は美しいです。
特にこの菩薩の壁画は、何とも言えない憂いのある表情はいつまで見ていても飽きません‼︎
なお、この菩薩は法隆寺の菩薩のオリジナルとのことです。
他の壁画も綺麗に残ってます。
壁画以外の彫刻も見事です。
【入場料】500ルピー
個人的にはエローラの方がお気に入りです。規模が大きいのもそうですが、私はやっぱり壁画や建造物よりも彫刻が好きですね〜まっ私個人の話なんでどうでもいいですけどね...
エローラ、アジャンタともに見応えは十分にあります。南インドを回られる際は是非立ち寄ってみることをおすすめします!
4.Aurangabad宿情報
エローラ、アジャンタともにAurangabadが拠点となります。その割にこじんまりとした街で宿とレストランがちらほらあるぐらいです。宿代も北インドと比べて若干上がった気がします。
私が泊まったのは、「歩き方」にも載っている「Hotel Devpriya」というところです。
ツイン(ファン)で700ルピーでした。
Wi-Fiは有料で1日50ルピー(ただしレセプション周辺しかほぼ使えない)。部屋は広めで清潔感がありました。
*なおDevpriyaの道路挟んだ前にKartikiというホテルもあります(歩き方記載)。こちらはツイン75ルピーで、部屋は汚く狭かったです。