《15ヶ国目》アルバニア🇦🇱【移動情報あり】
南アフリカのあと、西側ヨーロッパ(スペイン、ドイツ、イギリス、オランダ、ギリシャ)を少し周りましたが、この辺りの情報は溢れているので、割愛します笑いずれ余裕があったら書きたいと思います。
西側ヨーロッパのあとに向かったのが東欧!ギリシャから陸路でウクライナまで行く予定です!
東欧の出発地点はアルバニア!
このアルバニア、ヨーロッパ最後の秘境と言われていて、ネットでも全然最新の情報が手に入りませんでしたし、日本人にも全く会いませんでしたが、個人的にはかなりお気に入りの国です!
とにかく情報が少ないので、知り得た情報を共有したいと思っています。
(以下では1レク≒1円で換算しています)
1.基本情報
非EU加盟国。通貨はレク。首都はティラナ。
元共産国でありながら、ソ連とも距離を置き(むしろソ連を仮想敵国として共産時代に仮想トーチカを国中に設置)、西側・東側諸国にも属さず、ずっと鎖国をしていた挙句、90年代後半には国民の大多数がネズミ講で破産したというかなりぶっ飛んだ歴史をもつ国。
東欧の中でも飛び抜けて物価が安い。
宿泊施設はドミなら700円程度、個室でも1500円以下、食費も外で腹一杯食べて500円以下という感じ。
治安面でアルバニアを避けている旅行者によく出会ったが、治安面で心配したことは滞在中一度もない。
人は全体的に親切。道に迷っていると、ほとんど英語もできないのに、身振り手振りで教えてくれる。
英語はほとんど通じないと思った方がいい。ゲストハウスのオーナーも、ツアー会社の人も、カフェの定店員も、英語の数字が分からないレベル。ただし、若者は比較的英語ができる人が多い。
ほとんど観光化されていないので、まったり過ごせる。
都市間移動はバス一択。乗合のミニバスも多く、道路状況も悪い(道ガタガタ)。ヨーロッパというよりアフリカに近かった。
宿泊施設は民泊が多い。1000円以下でアパートの一室を貸し切れるのでかなりお得だが、オーナーが英語話せない、場所が分からない(ほとんど看板など出ていない。GoogleMapやMapsmeの位置とずれている)などのリスクあり。
2.アクセス(移動情報)
(1) ギリシャ(カランバカ)〜アルバニア(ジオカストロ)
私は、アルバニアにはギリシャのカランバカ(メテオラがある街)からアルバニアジオカストロという世界遺産の街に行きました。
カランバカからジオカストロ行き直通バスは存在しません。
先ず、カランバカ〜イオアニア(ギリシャとアルバニアの国境付近の街)までバスで移動し、イオアニアのバスターミナルで、イオアニア〜ジオカストロのバスチケットを購入する必要があります。
【カランバカ〜イオアニア(Bus)】
カランバカのKTEAのオフィスで購入可能。料金は€13.6。所要2:15。
出発時間は私が聞いた限りでは朝9:00発のみでした。
【イオアニア〜ジオカストロ(Bus)】
イオアニアのバスターミナルで購入可能。料金は€8。所要2:15。
出発時間は13:15。
ギリシャ〜アルバニア間の陸路国境越えですが、ギリシャ出国は、手荷物検査なし。スタンプあり。アルバニア入国も、手荷物検査なし。係員がパスポート回収してバス内で待機するシステム。スタンプなし。45分ほどで出入国終わりました。
(2) アルバニア(ティラナ)〜マケドニア(オフリド)
私は、ティラナからマケドニア唯一の世界遺産があるオフリドという町に行きました。なお、厳密にはティラナから出ているのはオフリド最寄りのストルガという街までで、ストルガからオフリドまではタクシーを利用することになります。
ティラナからの国際バスチケットはツアー会社で購入します。ツアー会社は中心部のスカンデルベグ広場から北西に延びるデュラス通りに面してたくさんあります。
ネットの事前情報ではどこも価格は変わらないとのことでしたので、適当に目に入ったツアー会社で手配しました。
料金は1250レクで、16:00出発、所要5:30(スタッフいわく毎日16:00だけということでした)。
ネットの事前情報では、ストルガ行きのバスの乗り場はスカンデルベグ広場にあるティラナインターナショナルホテルの横ということでしたが、私が手配したツアー会社はスカンデルベグ広場から北西に3kmほど行った「Bus Station South Albania」(Mapsme検索可能)というところでした。
なお、このツアー会社のスタッフはほとんど英語話せませんでした。それもプリンターがなかなか起動せず、危うく乗り過ごしそうになりました。
3. ジオカストロ
ベラトと共同で世界遺産に登録されている街です。
ジオカストロのバスターミナルから観光のメインである旧市街までは距離が離れているため、タクシーがおすすめです。
メータータクシーも存在します。
目安はバスターミナル〜ジオカストロ城で360レクです。
徒歩なら30分強です。バスターミナルから旧市街まではかなり坂なのでバックパック担いでの行きはキツイと思います。
(1) 見所
⚫︎「旧市街の街並み」
世界遺産にも登録されている旧市街の街並みは綺麗です。人も少なくて落ち浮いて観光できます。小さいので1時間もあれば十分回れます。
⚫︎「ジオカストロ城」
入場料200レク。
なかなか見応えのある城です。これで200円ちょっとは安すぎると思うぐらいです。
(2) 宿泊・レストラン
旧市街に固まっています。旧市街自体小さな街なので、どこに泊まっても観光には便利です。
レストランも旧市街を歩いていればチラホラあります。アルバニアの伝統料理を扱う店もあります。
観光地価格ですごく高いということはありません笑
(3) 移動情報
私は、ジオカストロからは、「ブルーアイ」を見るために、サランダに向かいました(ブルーアイへの行き方は下記のサランダ参照)。ジオカストロのバスターミナル(MapsmeでDomestic Busesとあるガソスタ)からサランダ行きのミニバスが出ています。同じバスターミナルからティラナ行きの大型バスも出ています。
ティラナ行きの大型バスは時間が決まっていましたが、サランダ行きのミニバスは時間は決まっていなくて、人数が集まり次第出発という形式でした。大体1時間に1本程度出ているようです。
料金は300レクで、所要時間は2:00ほどです。
3.サランダ
特に何もありません。ビーチがあるので、夏は賑やかなのかもしれませんが、オフシーズンは閑散としています。その分、オフシーズンはほとんど観光客はおらず、穏やかに過ごせます。ビーチ沿いのベンチで酒を飲みながらまったりするのがおすすめです。個人的には結構お気に入りの街です。アルバニア人に人気あるようです。ティラナで泊まった民泊のオーナーの娘さんはサランダが一番好きと言ってました。
(1) 宿・レストラン
民泊が主体。
私はブッキングドットコムで見つけた「Mona’s apartment」というところに泊まりました。テラス付きのアパートの一室貸切で€12でした。
名前のとおり、Monaさんが所有するアパートの一室を借ります。Monaさんはほかにドミトリールームも所有しており、そちらは「Mona’s Hostel」という名前です。
非常に快適に過ごせてかなりお気に入りなのですが、問題は、ブッキングドットコムのレヴューにも書きましたが、この宿泊施設の場所場所がとにかく分かりにくいことです。
Googleマップ、Mapsmeともに「Mona’s hostel」と「Mona’s apartment」が別の場所になっているが、実際は同じ建物。地図上で「Mona’s hostel」となっているところに両方ある。「Mona’s hostel」がある建物は1階にミニスーパーが入っている建物(ドラッグストアの隣の建物)。入り口は後ろにある。階段を登って5階の「13」と書かれたドアの部屋が「Mona’s apartment」。その左隣がMonaさんの家。6階が「Mona’s hostel」。
事前にMonaさんとメールか電話で到着予定時刻を知らせ、鍵を受け取る必要がある(時間に建物近くにいればMonaさんが迎えに来てくれる)。
なお、Monaさん自体はほとんど英語が話せないため、メールや電話はすべてMonaさんの息子さんとのやり取りになる。
デメリットを長々書きましたが、テラスからのロケーションは最高で、部屋も広く、Monaさんも丁寧な人で、息子さんもメールで問い合わせれば5分程度で迅速に返信してくれますので、かなりオススメです!
まともなレストランがほとんどないのがネック。ケパブを扱うファースフード店はいくつかある。
(2) 見所
サランダ自体には特になし。ビーチぐらい。
ただ、近郊にアルバニアきっての秘境「ブルーアイ」と世界遺産「ブリリアント」があります。
⚫︎ブルーアイ
アルバニアで検索すれば、上位にヒットするぐらいアルバニアでは有名な絶景スポット。アルバニア訪れる旅人は必ず行くというところ。
但し、その割に、自力で行こうとすると交通の便が異常に悪い(ほとんど自家用車かツアーで来る)。
淡水の泉で、あの有名なメキシコのセノーテと比較されるほど綺麗と聞いていたが、個人的にはそこまで感動しなかった(セノーテには行っていないので比較できませんが、タンザニアのモシ のホットスプリングの方が綺麗だった)。
多分、大きな荷物背負ってひたすら歩いたせいで、苦労の方が勝ったのかも...
《アクセス》
ジオカストロとサランダのちょうど中間ぐらいにある。ジオカストロ〜サランダ間のミニバスに乗り、途中で降りる。
運転手にブルーアイに行きたいと伝えておくとブルーアイ近郊で降ろしてくれる。
バス停からブルーアイまで結構距離があり、30分強歩く必要があります(これがアフリカなら絶対にバス停付近にトゥクトゥクが待ち構えていたのに...アフリカにいるときは正直ウザかったですが、なくなるとそのありがたみが分かります)。一本道なので迷う心配はありません。
問題は帰り。バス停には時刻表もなく、ひたすらバスを待つ必要がある。バス停付近にはまったく何もない。
私の場合、30分以上待ったにもかかわらず、バスはおろかタクシーすら通らず、雨も降ってきて泣きそうになってたところ、親切な旅行者が車に乗せてくれて何とかサランダまでたどり着くことができました。
なお、他の旅行者に聞いてもほとんどヒッチハイクで帰っているようです。行きはともかく帰りのバスはマジで来ませんし、バス停には誰もいないので結構精神的に辛いです笑
《料金》
バス停から少し歩くとゲートがあり、そこで50レク支払います。
なお、ここのおっちゃんに荷物を預かってくれとお願いしましたが、拒否されました(なので重いバックパック担いでひたすら歩く羽目に)。
(3) 移動情報
サランダからティラナ、ベラト、ジオカストロなど各都市のバスが出ています。
ジオカストロ行きは上記のとおり時間未定のミニバスです。
ベラト行きは毎日朝8:00発の1本のみ(地球の歩き方情報では1日に2本あるとのことでしたが、窓口で聞いた限りでは1日朝1本だと言われました)。
ティラナ行きは聞いてません。地球の歩き方情報によると、
4.ベラト
ジオカストロと共同で世界遺産登録されている街。「千の窓の町」と呼ばれる美しい街並みが特徴。
(1) 見所
⚫︎旧市街と千の窓
川を挟んだ両岸から見る旧市街の街並みが売り。旧市街自体はこじんまりとした小ささなので1時間もあれば十分周れる。
⚫︎ベラト城
結構急な坂をひたすら登らなければならないのがキツイが、城内も広く、上からの眺めはなかなか。これで100円ちょっとというのは本当に驚き。
入場料100レク。
(2) 宿・レストラン情報
宿はブッキングドットコムで口コミ評価の高かった「Hostel Mangalem」というところに泊まりました。ドミが€7.2でした。
オーナー夫妻はかなり親切で丁寧な人で、立地的にも旧市街の中にあり、施設も綺麗で清潔感があり、朝食付きなので、おすすめです!
ベラトもまともなレストランが極めて少ないです。ほとんどカフェかバーです。
ゲストハウスの近くにイタリアンのレストランがあったので、そこに行きましたが、少々高かったです。
(3) 移動情報
ベラトからティラナには1時間に2本程度とバスが頻発していますので、いつ行っても大丈夫です。
料金は400レクで、所要2:20でした。
お金はバス内で支払うパターンで、現金のみです。
旧市街からバスターミナルは少し離れていますので、市バスに乗るのが無難です。市バスは1つしかないので迷うことはありません。料金は30レクです。
5.ティラナ
アルバニアの首都。首都だが、西側ヨーロッパの地方都市より発展していない感じ。ただ、その発展していなく雑多な感じが何とも心地よい。
(1) 見所
特になし。
(2) 宿・レストラン
2泊しましたが、1泊目は「All Stars Hostel In」というドミで、2泊目は「Guesthouse Fortuzi」とい民泊に泊まりました。どちらも微妙でした。
All Starsは安かったですが、深夜遅くまでテラスでヨーロッパ人の若者たちが馬鹿騒ぎしていたので寝れなかったですし、Fortuziは快適でしたが、とにかく場所が分かりにくく(Mapsme、Googlemapいずれも位置がずれている)、部屋に窓がなく少し窮屈な感じでした。
レストランですが、「PastAmore」(Mapsmeで検索可能)が超おすすめです!トリップアドバイザーで見つけて行ったのですが、本格イタリアンでパスタの種類が豊富で、めちゃくちゃ美味しいのに、ビール込みで500円程度と破格の安さでした。気に入って2日間通いましたが、2日間とも客は私一人でした笑
アルバニアは鉄道がなく、バスのみで、1日1本なども多く、英語もあまり通じないなど不便な面もありましたが、物価も安く、人も優しかったので、今まで周った国の中でも個人的にはかなりお気に入りの国です!
是非、行ってみて確かめてみて下さい‼︎
南アフリカ🇿🇦
2018.8.5〜2018.8.10
現在はウクライナにいます!
ブログをだいぶサボっていたので、南アフリカ編からつづきを久しぶりに書きます!
ザンビアのリビングストンからバスでボツワナのカサネ、首都ハボローネ を経由して、プレトリアにたどり着きました。本当はカサネの「チョベ・サファリ・ロッジ」というところに泊まりたかった(4つ星ホテルなのにテント泊なら700円ぐらいで泊まれて3000円ぐらいでボートサファリが楽しめるとあってバックパッカーに大人気らしい)のですが、あいにく行った日はFullとのこと。テントがFullということはまったく予想していなかったので、ハボローネ からプレトリア行きのバスを3日後に予約してしまっていた。3日間どうしよう...予約変更しようにも、ネット使えないし...
他にもテント泊できるところがあると聞き、そこにも行きましたが、こちらもFullとのこと。ヨーロッパのバカンスシーズン真っ只中で週末のせいか...長期旅行していると曜日感覚がなくなるが、こういう時に思い知らされる...
普通のホテルに泊まるとボツワナはとにかく高い!どうしようか途方にくれてとりあえずbooking.comで見つけた一応最安のホテルに行くためにシェアタクシー乗ったら、タクシーの運ちゃんも知らないとのこと。とりあえずバスターミナルで聞けと言われて、バスターミナルで降ろされたら、目の前にハボローネ 行きのバスが停まっていた。もうこれはボツワナは通過しろってことだなと思い、そのままプレトリアにGo!
バスの日程変更は窓口で言ったら、意外といけました(そこそこ揉めましたがw)。
1.南アフリカへのアクセス
まずリビングストンからカサネに行くには、リビングストンのタクシー乗り場で国境行きのシェアタクシーに乗る。
乗り場は、市場に近い方のスーパーマーケットSHOPRITEの、左斜め前のシェアタクシー乗り場(Maps.meで検索可能)。
そこで、「ボーダー」ないし「カサネ」と言えばボーダー行きのタクシー教えてくれる。但し、4人集まるまで出発しない...
私は、30分ぐらい待ってようやく出発。本当に最近は30分ぐらい待つことに何も思わなくなってきたな〜
料金ZK50(約480円)。所要45分ほど。
ボーダー手前で降ろされる。
ザンビアの出国はパスポート出してスタンプ押すだけ。顔も見ないし、ほとんどパスポートもチェックしていない。そのおかげか、イミグレは全く混んでいなかった。手荷物検査も当然なし。
少し歩いて、舟でボツワナ側に移動。
事前情報では無料とのことだったが、20P請求される。他の乗客に聞いてもそうだと言うので仕方なく払う。俺が乗ったのは小型ボートだったが、車も積んでる大型船が無料だったのかもしれない。
ボツワナの入国も簡単。どこに行くのかとどのぐらいボツワナに居るか聞かれただけ。手荷物検査なし。ただし、持ってる全ての靴の裏を消毒させられた。
ボツワナのイミグレ出ると、情報どおりカサネ行きのミニバスが待機していた。
このミニバスの運ちゃんにチョベ・サファリ・ロッジに行きたいと言うと、ホテルの玄関まで送ってくれた。優しい。
まぁ泊まれなかったんですが...
⑵ カサネ〜ハボローネ(ボツワナ)
事前に調べた限りではカサネからハボローネへの直行バスはないとのことだったが、直行の夜行バスがありました!
それも2社が運行してました。
「J.N.G Express」というバスはフリーWi-Fi、座席にUSBコンセントありだったのでそちらにすることに。出発前はWi-Fi動いていたが、出発してから動かなくなった。USBコンセントは天井にあるので長いコード必要。2+3の5列。ただし満席にはなっていない。
18:00発、6:00着の所要12時間は2社とも同じ。料金も同じP250(約2700円)。
この路線ではアフリカ縦断のバックパッカーなら一度は利用する南アフリカのインターケープ社のバスを利用。
インタネットから事前予約できます!
インターケープ社のバスは人気ですぐ満席なると聞いていたので、ネットで事前予約していたのですが、一番安い変更・キャンセル不可のチケットを購入(他にキャンセル・日程変更にお金がかからない少し割高なチケットもあり)したせいで、カサネで泊まれなかったことから、そこそこ面倒なことに。
一応、追加料金払えば日程変更可能でした。
ただ、事前にメールで日程変更の連絡したら、南アフリカの銀行に追加料金を振り込めとメールが来て、そんなの無理だから、直接窓口で支払おうと思ったら、最初は窓口のお姉さんにここでは受け付けられないと冷たくあしらわれた。出発5分前ぐらいになってようやく渋々日程変更の手続してくれた(本部と電話でかなりやり取りをしてくれたので結構面倒くさい手続だったのでしょう。すいません...)。
インターケープ社のバスは口コミどおりかなり快適なバスでした。こんな快適なバスは久しく乗っていなかっったな〜
料金はR240(約2000円)、所要6:30。
ボツワナの出国手続は出国カード書いてパスポートにスタンプ押してもらうだけ。手荷物検査なし。てかボツワナ入国のとき、入国カード書いてないけど...
南アフリカの入国手続も簡単。入国カードすらなし。ただし、カメラや指紋など今までの陸路国境にはなかったシステムがあった。入国手続後、X線検査の手荷物検査もあり(バックパックも)。といっても、若いお兄ちゃんが適当に見ている(見ていない?)だけのゆるい検査。バナナ手に持ってたらバナナは今度からカバンに入れろと言われたぐらい笑
2.南アフリカ東部:ブライデ・リバー・キャニオン周辺をレンタカーでドライブ
⑴ 南アフリカの治安
当初はハボローネ からヨハネスブルグに行くつもりでした。治安が悪いことで有名なヨハネですが、同じく治安が悪いと聞いていたケニアのナイロビ、タンザニアのダルエスサラームが結構治安良かったので、大丈夫っしょ!と思い、ちょっと怖いもの見たさもあり、行く気満々でした。
ただ、アフリカ南下中に出会った放浪2〜3年の大ベテランの人たちが皆ヨハネには絶対に行かない、と言っていたので、段々怖くなって、直前でプレトリアに変更しました。
結果的に本当に行かなくて正解でした。
プレトリアでさえ、今までの国とは違う異様な怖さがあり、長居は絶対にしたくないと思うほどでした。
プレトリアでレンタカーを借りて、南アフリカの東の方のブライデ・リバー・キャニオン周辺をドライブする予定をしていました。ただ、降ろされたプレトリアのバスターミナルからレンタカー屋までかなり遠い...
とりあえずバスターミナルの目の前(50mぐらい)のマクドに行こうと歩きかけた瞬間に浮浪者っぽい男性がいきなり声をかけてきて、「こんなところ一人で歩いてたら危険すぎる」と注意されました。お前が言うなと思いながら、「あのマクドナルドに行くだけなので」とあしらって、マクドに向かっていると、なぜかその男性が付いてくる。
するとその男性が「食べる物をくれ。昨日から何も食べていない」と言ってくる。
怖くなったので、早足で歩いてマクドの中に入りました。さすがに中までは付いてきませんでしたが、5分ぐらい入り口の前で立っていたのでちょっと不気味でした。
今まで貧しい国もたくさん行き、お金を要求されることはありましたが、食べ物を要求されたのは初めて。それも子どもではなく成人の男性に。
着いて早々に南アフリカの洗礼を受けた感じ。ヨハネに行かなくて本当に良かったと思いました。
バスターミナルからレンタカー屋までの道も綺麗で広くて歩くやすいのですが、そもそも人が全然歩いていない!それがまた怖い。
道の途中途中に浮浪者っぽい人が座ってたり、寝てたりする。こんな大きなビルや建物が立ち並んでいる都会なのに、道は異常に静か。それがまた異様な雰囲気。正直、タクシーを使いたかったのですが、そもそも流しのタクシーが通らないし、タクシーに乗って大丈夫なのかも不安だったので、仕方なくひたすら歩くことに。
ようやくレンタカー屋に着いたときにはホッとしました。歩くだけでここまで緊張した国は初めてかも。
なお、ヨハネスブルグやプレトリアといった都市部を離れた地方の治安は良好でした。
⑵ ドライブルート
プレトリア(レンタカー借りる)→ベラ・ベラ(1泊)→マカド(2泊)→グラスコップ(1泊)→ブライデ・リバー・キャニオン周辺ドライブ→ヨハネスブルグ空港(レンタカー返却。ヨハネスブルグ空港周辺宿泊)
【費用】
レンタカー5日間で11,470円
レンタカー保険(レンタカードットコムでフルプロテクトに加入)5日間で6,912円
合計18,372円(1日あたり保険込みで3,674円)
上記のとおり、カサネで宿泊できなかったために事前に予約していた分をキャンセルして、前日に予約したので若干割高になってしまいました。また、乗り捨て料金も結構かかっています。もっと前から予約して、かつ、借りた場所に返却すると、かなり安くなります!
なお、フルプロテクトはやや割高ですが、入っていて本当に良かったです!途中、自分の車で周れるプチサファリがあったので気軽な気持ちで行ってみたのですが、ブッシュがすごくて車体側面に結構な引っかき傷を作ってしまいました。また、トランクに物を挟んでしまいセンサーを潰してしまったのですが、返却時何も請求されることはありませんでした。やっぱり保険は偉大ですね。
【南アフリカの道路事情】
日本と同じ左車線なので運転しやすいです。また南アフリカは国際免許加盟国です。レンタカードットコムで予約した場合、国際免許と日本の免許証、パスポート、クレジットカードの4点セットが必ず必要です。
制限速度は下道で時速100km、高速で時速120kmです。日本と同じで大体の人が+10kmぐらいの速さで走っているので、ものすごいスピードです(高速だと時速140-150kmが普通)。慣れないうちは多分めちゃくちゃ怖いです笑
但し、北海道と似ていてとにかく地平線の彼方まで道路が続いている感じなので視界は良好です。
高速道路は日本と同じで有料でETCみたいな設備が整っています。レンタカードットコムで予約した場合、その機器がついた車を貸してくれるはずです。支払いは後からクレジットカードに請求があります。
あと、日本と同じで2車線の場合、遅い車は左側を走り、右側が追い越しです。さらに、1車線の場合は、遅い車が路肩に少しはみ出て車線を譲るのが常識みたいです。日本と違い、制限速度内か否かを問わず速い車が優先のようです。私も一度制限速度内で走っているから譲る必要ないと思って普通に走ってたらめっちゃ煽られた挙句、ウインカーで左を走れと注意されました笑
あと、現地人によるヒッチハイクが多いです。ただ、誰も止まって乗せていなかったので、乗せないほうが無難です。南アフリカの治安を考えても危険すぎます。
なお、都市部を離れれば宿泊施設に必ず駐車場があります。
(1) ベラ・ベラ(Bela Bela)
目的地のブライデ・リバー・キャニオンはプレトリアから1日では行けなかったので、途中にあるこの街で宿泊。
ここは何と温泉の街として有名らしい!
この街の目玉は「フォーエバー・リゾート・ウオームバス」という温泉リゾート。ここは3つ星ホテルも備え、温泉スパ、プール、テニス場、ゴルフ場なども完備する超巨大リゾート施設です。
貧乏バックパッカーには無縁そうに見えますが、テントを張ることもでき、テントなら約2000円で泊まれます。
テントにしては高いですが、温泉プールに入り放題なので、一応許容範囲といいことで。
目玉の温泉プールはゴージャスな感じでした。室内と屋外に分かれていて、かなりぬるめです。
ご安心下さい。別途40℃の温泉プールも用意されてました。日本人としてはやはりこのくらいの温度が一番落ち着く!
ただ、現地の人はほとんど誰もこの熱いプールには来ませんでしたが...ちなみにこの熱風呂は何と16歳未満は入れません!壁に温度の高い湯に浸かることは健康を損ねると注意書きが貼ってあり、16歳未満禁止、10分以上の長湯禁止など細かくルールが定められてました。
知らなかった...てか日本の銭湯や温泉は平均40℃ぐらいで、老若男女関わらず入っているし、むしろ健康に良いと言われているはずだが...よう分からん。
まぁわざわざ来るところではありませんが、近くまで寄ったら行ってみる価値はあると思います!
(2) マカド(Makhado)
ジンバブエ国境に近い小さな街。
この街の近くに「ベン・レーベン自然保護区」とバオバブの木があるということで気になり、立ち寄ることに。
【ベン・レーベン自然保護区】
自分の車でサファリできるということで行ってみることに。
まったく人がいませんでした。
入口でおっちゃんが車の番号とか日付を記入していましたが、ここ1週間ぐらい誰も来ていない感じでした笑
入口のゲートをくぐってから、入園料払うレセプションまで結構距離がある上に案内も特にありません。まぁほぼ一本道なんで大丈夫ですが、案内板ぐらいは欲しい。入園料は30ランド(約260円)です。
地球の歩き方ではレセプションでMTBが借りられるとのことで借りる気満々で行ったのですが、そんなものはないと言われました。ん〜
仕方なくレンタカーで周ったのですが、道は狭く、ブッシュもきつく、駐車スペースもほとんどないため、かなり厳しかったです。
対向車が来たら一貫の終わりでしたね。まぁ人は私しかいなかったんですが。
道が狭くブッシュが生い茂っているため、普通の車だと側面ドアにかなり傷がつきます。私もレンタカーでやらかしました(保険入ってたのでよかったですが)。
車でサファリされる方は、傷いってもいい四駆で行くか、しっかり保険に入ってから行かれることをお勧めします。
あと、やっぱりサファリはツアーが一番ですね。自分の車で周れるのは自由で魅力的ですが、全然動物が見つかりません。どこにいるかも分からないので。プロに任せるのが一番。
【ホテル情報】
「Mashovhela Bush Lodge」
3つ星ホテルですが、格安で泊まれます。コテージ一棟貸切と夕食、朝食込みで5000円程でした。かなりコスパ良いと思います。食事のクオリティもかなり高かったですし。
なお、テント泊も可能のようです。私は寒すぎて断念しましたが。
(3) ブライデ・リバー・キャニオン周辺
【観光スポット】
*すべてMapsmeで検索可能
⚫︎Eco Caves
入場料60ランド(約520円)
ツアーもあるが、ガイドなしの単走でも見学可能。中は少々入り組んでいて冒険気分を味わえる。
⚫︎Sudwala Caves
入場料95ランド(約820円)
ガイド付きのツアーでのみ見学可能。
Eco Cavesより洞窟内の空洞が広いが、見学できる部分はやや小さい。
⚫︎ベルリン滝
入場料10ランド(約90円)
⚫︎Bourk's Luck Photholes
入場料55ランド(約480円)
観光客が一番多かった。
上記はすべて国道532号線上に位置しており近いため、1日ですべて回れます。
上記以外にもたくさん見所ありますが、私が行った時には霧が酷くて、半分もスポットを回れませんでした...
【宿泊施設】
拠点となる街は「Graskop」という小さな街です。
宿泊施設もそこそこあります。ドミもあります。
ここはパンケーキの店が有名です。
本当は、自分の車でサファリ可能なクルーガー国立公園をサファリするつもりでレンタカー借りたのですが、時間がなくて無理でした。あと、自分の車でサファリすることの限界に気づいたのも原因ですが...
南アフリカは車社会で、国土も広大で、安くでレンタカーできるので、数人で車を借りて周るのも楽しいと思います!私は一人で周りましたが笑
ザンビア(2)ビクトリア・フォールズ〜念願のデビルズ・プール(エンジェル・プール)
8/2〜8/3 in Livingstone(Zambia)
世界三大瀑布の1つ「ヴィクトリア・フォールズ」を観るためにリビングストンに移動しました!
ヴィクトリア・フォールズでは滝が流れ落ちるギリギリのところまで行ける「デビルズ・プール」というアクティビティがあるというのを以前テレビで見て、いつか絶対に行きたい‼︎と思っていました。ただ、デビルズプールの催行は水量が少なくなる8月〜12月限定...やっていると信じて行ってきました。
1.アクセス
ルサカ〜リビングストンまではルサカのバスターミナルから多くのバスが出ています。大型バスとミニバスの2種類あります。
大型バスはどれも出発の時間が5:00〜7:00で早かったです。しかも座席指定はできませんでした。それに対してミニバスは探した限りでは1社しか見つからなかったですが、マラウイから打って変わってヨーロッパのツアーなどでよく見かけるベンツのマイクロバス。時間も2時間おきぐらいで選べるし、座席指定もできました。
なので、ミニバスにすることに。
価格は大型でもミニバスでもZK160で統一されていました。所要時間も大型もミニバスも6時間で同じでした。
但し、当日、8:30出発の予定だったにもかかわらず、乗合バスでもないのに、時間になっても全然出発しない。ようやく9:30に出発。おそらく予約では席が満席にならなかったから、満席なるまで客引きしてたっぽい。これじゃ何のための予約か...
前日に予約しましたが、当日でも余裕かもしれません。
席は1+2の3列。左側の1個独立の席を指定したが、最初は左側に太陽があったせいで暑くて死にそうでした。カーテンもなく、窓は開かないタイプでした。
13:00過ぎにトイレ・ランチ休憩が10分あっただけでほぼノンストップ。一応、6時間強でリビングストンに到着。
2.アクティビティ
⚫︎「デビルズ・プール」
宿(Fawlity)のツアーデスクで確認したところ、8/2の時点では、まだ開始していませんでした。
⚫︎「エンジェル・プール」
上記のとおり、デビルズプールが開始していないと聞いて落胆していると、ツアーデスクのお姉さんが、デビルズプールととほぼ同じ内容のエンジェルプールなるものがあると教えてくれました。金額もデビルズプールと同じで105USD。なので、申し込むことに!
時間は7:30、9:00、10:30、13:00、16:00とありましたが、昼と夕方は値段がかなり上がります。
10:30を希望しましたが、9:00、10:30ともにFullで、7:30しか空いていないとのことだったので、7:30で参加してきました。
このデビルズプール、エンジェルプールともに、水量が少なくなる8月〜12月のみ催行しているのですが、ザンビアはこの時期は一応、季節は冬になります。冬と言っても日本ほど寒くなく、日中は半袖で過ごせるぐらい暖かいのですが、朝は結構冷え込みます...なので、朝7:30のツアーはもはや修行でした笑
しかし、ここまで来て滝に入らないで帰るわけにはいかないので、もちろん挑戦してきました!死ぬほど寒かったですけど、貴重な体験が出来て満足です。
水の勢いが予想以上に強くてちょっとビビりました笑
ただ、私以外は全員年配のおじさまおばさま方ばっかりだったので、老若男女問わず参加できるツアーだと思います。
朝は朝食付きです。
行きのボートから結構寒いので、濡れてもいい防寒具かレインコートを持って行かれるといいと思います。
●ヴィクトリア・フォールズ公園探索
エンジェル・プールを楽しんだ後は、ザンビア側からヴィクトリア・フォールズを観察!
ヴィクトリア・フォールズを見るためには国立公園に入場する必要があります。
入場料は$20です。
滝近くに行くと、水しぶきが強すぎてもはや雨になってました。雨具は必須です!近くの売店で簡易的なレインコートも売っています。私は雨具持って行ってなかったのでそのまま突撃してずぶ濡れになりました笑
あと、敷地内には大量の猿がいます。
特に襲ってきたりはしないので、そこまで警戒しなくてもいいですが、たまに食べ物持っている人が襲われているのを見ました。そこそこ凶暴です。
ヴィクトリア・フォールズ自体の眺めはジンバブエ側からの方が綺麗に見えるらしいのですが、ザンビア側は、滝壺まで降りることができます!
ちなみにこの橋からバンジージャンプできます!料金は宿で聞いたところ$160でした。本当はものすごく挑戦したかったのですが、あまりにも高すぎて断念しました...次もし来る機会があったらやりたい!
本当はジンバブエ側からも見たかったのですが、ビザ代がかかるので...まぁザンビア側からだけでも結構満足できたので良かったです‼︎
3.宿・レストラン情報
●宿:「Fawlity Towers Lodge」
ほぼ全てのブログで高い評価を得ていたので、行ってみることに。
情報どおりものすごく良い宿でした。
ドミトリーはオフシーズン1泊ZK80(約900円)*一応8月は冬のためオフシーズン
この価格でコーヒー&紅茶は飲み放題、プール付き、3時にはパンケーキ無料。コスパ良すぎる...
内装もお洒落で豪華。トイレ・シャワールームも掃除が行き届いていて常に綺麗。ホットシャワーも熱めですし、水圧もよかったです。
ドミトリーの部屋数も多く、私は2泊しましたが、2泊とも1人で1部屋占領していたのでほとんどシングルと同じでした。
皆が高評価をつけるのも納得。これは本当に良い宿でした。
なお、敷地内にツアーデスクもあり、主要なアクティビティをすべて扱っています。
(参考)デビルズプール、エンジェルプール$105
バンジージャンプ$160
●レストラン「SEPO YAKA」(Maps.meで検索可能)
リビングストン中心部にはファーストフード店やカフェ、観光客向きのレストランがそこそこあります。
しかし、おすすめしたいのは、「SEPO YAKA」というローカルレストラン。
中心部から少し離れていますが、比較的安めでお腹いっぱい食べられます。特におすすめは焼き魚です。こっちの焼き魚は骨・皮までパリパリに焼いていて、骨・皮も美味しく食べられます。
ザンビア(1)ルサカ(Lusaka)【宿情報あり】
2018.7/31〜8/1
(以下ではZK≒10円で換算しています)
当初の予定ではルサカには18:00頃には着く予定だったことから、1泊だけして次の日の朝にはリビングストンに行こうと思ってましたが、ルサカに着いたのは夜の8時過ぎ。それも隣のおばちゃんにずっと押しつぶされていたので身体中が痛い。明日またバスに乗るのは...キツイ。ということでルサカで1日休養することに!
マラウイから来たせいか、ザンビアが超都会に見えました。舗装された歩道がある、街灯がある(マラウイには舗装された歩道や街灯は首都にもありませんでした)!
さらにショッピングモールの規模・綺麗さが全然違う
(左がマラウイの首都リロングウェのモール、右がザンビアの首都ルサカのモール)
あと、女性のお洒落具合も一気に上がりましたね!
マラウイでは首都でも腰にスカーフみたいな布を巻いたスタイルが多かったのですが、ルサカにはそんな女性いませんでした。皆、スキニーパンツやワンピース姿で都会的な服装です。
さらに驚いたのは、ルサカではほとんどの女性がストレートヘアー‼︎
ただし地毛ではありません。ウィッグです。街のいたるところにウィッグの店がありました。やっぱりストレートに憧れるんですかね〜個人的には女性のドレッドヘアー結構お気に入りなんですけど笑
時間あったので、シティマーケットにも行ってみましたが、活気があって、果物も安くておすすめです!
お洒落なカフェもあり、ゆっくりすることができました。
特に観光名所もないので観光向きではないですが、1日滞在してみるのもいいかもしれません。
⚫︎宿情報
バスターミナルから北の方に少し行くとゲストハウスが立ち並んでいます。
事前に調べた限り「Kalulu Backpackers Guest House」が良さそうでしたが、ルサカに着いたのは夜の8時半。一刻も早く宿を確保したいと思いながら歩くが、Kaluluが意外と遠い...
心が折れそうになったぐらいにその手前「Broads Backpackers」から明るい光が...
レセプションで確認すると、ドミトリーがあり、1日ZK100。
部屋も綺麗だし、トイレ・シャワールームも綺麗だったのでとりあえずここにすることに。
Wi-Fiはありませんでしたが、コンセントあり、シャワーはホットシャワー(熱さ・水圧よし)、レストラン・バーも併設されていて便利でした。
ドミトリーは私以外全員ビジネスマンだったので、日本のビジネスホテルみたいな位置付けなのかもしれません。
居心地よくて結局、延泊しました。
いびきには悩まされましたが...
リヴィングストンもそうですが、ザンビアの安宿は綺麗で設備も整っていてドミなら1000円程度なので、コスパ高い気がします!
マラウイ(3)モンキーベイ・ケープマクレア〜マラウイ屈指のリゾート地で癒される‼︎
ムズズからリロングウェにいったん寄って、リロングウェからモンキーベイへ‼︎ケープマクレアがマラウイで一番のリゾート地ですが、ケープマクレアへの直通バスはなくモンキーベイを経由しなければなりません。なので、せっかくなのでモンキーベイにも1泊することに。
(以下では、1マラウイクワチャ(MK1)≒0.15円で換算しています)
1.アクセス
⚫︎ムズズ〜リロングウェ
少し長距離ということでいつもの乗合バスではなく、大型バスを利用してみることに。マラウイの各都市を結ぶAXAというバス会社(おそらくマラウイ唯一。国をまたぐ大型バスはたくさんありましたが、各都市を結ぶ大型バスはAXA以外見ませんでした)。
【料金】MK9800(約1500円)
【所要時間】5:45(予定では6:00)
⚫︎リロングウェ〜モンキーベイ
リロングウェのバスデポ(Maps.me)から出ています。なお、リロングウェには、近郊行きのミニバス乗り場、各都市行きのミニバス乗り場、国をまたぐ長距離バス乗り場があり、すべて一箇所にかたまっていますが、広いので、寄ってきた客引きに聞くのが無難です。
また、モンキーベイ行きと書いてあっても、途中でバスをチェンジさせられる可能性が高いです。実際、私は行きは1回、モンキーベイからの帰りは2回チェンジさせられました。
【料金】MK6000(約900円)
【時間】3:30〜6:30(何回乗り換えるかによります。さらに乗り換えたバスの空き具合によってなかなか出発しなかったりします)
⚫︎モンキーベイ〜ケープマクレア
バイクタクシーやタクシーを利用。
Mufasaロッジではレセプションに言えば呼んでくれます。数人でシェアするならタクシー、1人なら断然バイクタクシーが安いです。ただし、行きに使ったバイクタクシーのドライバーの営業に負け、帰りも同じバイクタクシーを利用したのですが、MK3000を請求されてガックリきました(もちろん2500しか払いませんでしたが)。
【料金】タクシーMK12000(うる覚え)、バイクタクシーMK2500(約390円)
2.宿情報
(1)モンキーベイ
「Mufasa Rustic Backpackers Camp」(Maps.me)
ブログ等によるとモンキーベイに行った人はほぼここのに泊まるよう。なので、私も泊まってみることに。バスターミナル(BT)からは結構離れています。なので、BTからはタクシーなどを利用することになると思います。Mufasaの周りには店や他のロッジも一切ありません。食事はMufasaでとることできますが、高い割にショボいのが残念でした。
ただ、とにかくロケーションが最高です‼︎他に何もありませんが、ハンモックもあるので、ビール片手にハンモックに揺られながら昼はマラウイ湖、夜は星を見ているだけで最高に癒されます。
【料金】ドミトリーMK6000/キャンプMK3500
私が行ったのは冬でしたが、夜は少し肌寒いぐらいで、十分安物(カイロで買った中国製)のテントで寝ることができました。キャンピングカーで来ている欧米人もいました。なお、ドミトリーは週末ということもあってかフルでした。
【設備】Wi-Fiなし、シャワーは水のみ(日中であれば問題なし)、コンセントは食事するところで共用
【その他】曜日によるのかもしれませんが、週末ということもあってか、マラウイ人も多く、夜遅くまでキャンプファイヤーして歌って踊ってと少しうるさかったです。
あと各国のボランティア団体が結構来ますので、団体が来ればかなりうるさいらしいです。私はMifasaがかなり気に入ったので延泊しようと思ったのですが、イタリアのボランティア団体が大量に押し寄せてくるとの情報を得てケープマクレアに移動しました。
なお、私が行ったときは日本人女性のボランティアも居ました。
(2)ケープマクレア
「Malambe」(Maps.me)
モンキーベイで知り合った日本人ボランティアの人からMalambeが良いらしいと聞いたので行くことに(他ブログでも評価高いです)。
確かにロケーションは最高で、宿代も安かったです。モンキーベイのMafusaで出会った人たちにもその後ここで出会いました笑かなり有名のようです。
【料金】キャンプ(セルフ)MK3000/テント(レンタル)MK3500/ドミトリーMK4000/コテージ(S)MK5000/コテージ(D)MK8500
【設備】Wi-Fiなし/シャワーは水のみ/コンセントはレセプション
【その他】宿周辺に小さな商店がいくつかありますが、品揃え異常に悪いです。お菓子などはリロングウェで仕入れてから行くのがおすすめです。レストランも1軒ぐらいはありましたが、とにかく日没後は道が真っ暗なので、結局2泊とも宿で食事しました。チキンカレーがおすすめです!
ロッジのすぐそばがビーチで、ビーチからのサンセットがものすごく綺麗でした!写真撮ってたら現地の子どもたちが写真を撮ってくれと押し寄せてきます。
ケープマクレアは、マラウイきってのリゾート地らしいですが、ビーチのすぐ裏は未舗装路で、茅葺きの家が立ち並んでいます。バオバブの木もたくさんあります!
ビーチでは住民が洗濯しています。この感じがたまらなく良い‼︎マラウイの人には申し訳ないですが、このまま変わらないで欲しいと思ってしまいました...
3.ダイビング
マラウイ湖ではダイビングができます!独自の生態系のため、淡水のガラパゴスと呼ばれているとか...
マラウイでダイビングするならカタベイかケープマクレアになります。
カタベイなら「マヨカ・ロッジ」でダイビング可能です(以前の記事参照)。
⚫︎ダイビングショップ
ケープマクレアにはダイビングショップが2つあります。「Cape Maclear Scuba」と「Eco Lodge」です(両方Maps.meで検索可能)。両方ともPADIです。
⚫︎料金
料金はどちらも同じで1ダイブ40USD、2ダイブ70USDでした。
料金が同じなので、宿から近いScubaの方でダイビングしました。
⚫︎スポット
スポット結構ありました(上記写真参照)。沈船(ボート)にも行けます。
私は、「沈船」(深度30m)と「MWALA ROCKS」(深度18m)に行きました。
沈船はディープダイブになりますが、経験本数などは一切問われませんでした。一応アドバンスかどうかだけは聞かれましたが...
事前打ち合わせ(ブリーフィング)はかなり簡潔で、すぐにダイビング・潜航開始だったので、久しぶりの初心者(私もそうだったのですが)には優しくない...
マラウイ湖は濁っていて、透視度はめちゃくちゃ悪かったです。
「MWALA ROCKS」ではたくさんの珍しい魚に会えると聞いたのですが...確かに魚は結構いましたが、かなり見えづらかったです。珍しいかは正直分かりませんでした...
冬でもドライスーツは不要でしたが、ロングのウェットスーツ1枚だと結構寒かったです。
まぁ同じリゾート地でもザンジバル島に比べるとだいぶ安かったですし、念願の沈船にも一応行けたので満足してます!
ただ、やっぱり振り返るとエジプトのダイビング(特にダハブ)は異常に安かったんですね〜。そして、透明度もピカイチでしたし。懐かしい...
それにしても、マラウイは良いところだった...確かに何もないし、停電は多いし、Wi-Fiもほぼ使えないし、移動は辛いしと不便なことも多かったですが、現在、ネパールのポカラと並んで一番のお気に入りです‼︎今度はキャンピングカーで来たいな〜
ただただのんびり至福の時を過ごしたい方にはマラウイめっちゃおすすめです‼︎
マラウイ(2)カタベイ〜マラウイが大好きになる‼︎
2018.7/24-25 in Nkhata Bay
湖畔近くでのんびりしたいということで、ムズズからカタベイ(Nkhata Bay)に移動!
(以下では1マラウイクワチャ(MK1)≒0.15円で換算しています)
1.アクセス
ムズズのミニバスターミナルからカタベイ行きのミニバスが出ています。人に聞けば教えてくれます。
【料金】MK1500
【時間】約1時間半
ただし、マラウイのミニバスはバスが満パイになるまで出発しません。私は1時間45分も待ちました。ただ物売りがたくさんいて何でも買えるのでバナナやみかん、りんごなどを買い食いして時間潰してました(マラウイの果物は安くて美味しいです!みかんは日本と同じ味です)。現地の人は買い食いもせずに狭い車内でずっと待っていたのですごい...
予定の時間に間に合わないとかいう文句も一切出ない。日本では考えられない。そもそもマラウイの人はほとんど時計なんて付けてないし、携帯の時計もだいたい合っていない。街や店にも時計はない。それで何ら不都合ないんだろうな〜
本当にマラウイに居ると細かい時間なんて気にならなくなってくるから不思議だよな〜
2.マラウイ湖‼︎
バスターミナル付近にミニスーパーや銀行があります。
カタベイには「Mayoka Village Lodge」と「Butterfly Space」という湖畔沿いの雰囲気の良い宿があるとのことで、まずはマヨカを目指すことに!両方とも、カタベイのバスステーションからは結構離れていて、途中で登山道みたいなところを歩いていくと30分ほどで到着します(Maps.meで検索可能です)。
マヨカのレセプションで空いてるか聞くと「Full」との回答。そこで、隣のバタフライへ。バタフライは空いており、ドミに宿泊することに。
マヨカもかなり雰囲気良さげでしたが、
バタフライも結構良い感じ。
バーテラスの目の前がマラウイ湖‼︎ハンモックもある‼︎
とりあえず初日は着いたのがもう夕方だったので、サンセット見ながらダラダラ。夜、ハンモックに揺られながら酒飲みながら星を見るのは最高!
次の日は、せっかくなのでカヤック乗ってマラウイ湖を探索することに。
隣のマヨカの方がカヤックのレンタル料が安くて泊まってなくても借りられるようだったので、マヨカでカヤックをレンタルして、早速、マラウイ湖探索!
波は少々ありましたが、初心者でも簡単に操縦できます。ブルートゥーススピーカーで好きな音楽を聴きながらマラウイ湖の上で波に揺られながら日向ぼっこ。最高の癒しだ...
湖畔には住民の姿も。地元の人たちはマラウイ湖で洗濯したり、体洗ったり、子供たちは水遊びしたりしてます。
マラウイの大統領のTシャツ着てるおっさんもいたりして、つい写真撮ってしまった笑何でも国から無料で配られたそう。
帰ってきてからは、ちょうど良い気温の中、昼寝。起きてサンセット。飯食って星空。
カヤック乗ったぐらいしか動いていないけど、1日が過ぎるのがあっという間。日本に居るときはこういう何もすることがないと暇で時間が過ぎるのが長く感じ苦痛で仕方なかったんだけど、今は何もせずダラダラする暇な時間が心地よい...
カタベイ、思ったより最高の癒しスポットでした‼︎
3.宿情報
●「Mayoka Village Lodge」
ネット情報によるとドミトリー$10、テント$7。
宿泊者はカヤックやシュノーケリングセットレンタル無料。
宿泊していなくてもレンタル可能。カヤックレンタル$5。
ダイビングが盛ん。マヨカのテラスのボードにはダイビング参加者の名前がずらりと書かれていました。
年齢層は若めで、10代〜20代の欧米人がたくさんいてはしゃいでいる感じ。
私が行ったときは2日ともマヨカは予約で埋まっていました。
●「Butterfly Space」
ドミトリーMK5000、テントMk3000。
シュノーケリングセットレンタル$5、カヤックレンタル$15。
年齢層は高めで30代〜50代ぐらいのカップルが中心で、泳いだりアクティビティしたりせずにテラスでビール飲みながらのんびりしている感じ。
マヨカに比べて空いていたので、全体的に静か。
Wi-Fiあるが、ほとんど動いていない。
シャワーは水のみ。
アクティブ派はマヨカ、ゆっくりのんびりしたい派ならバタフライが良いのではないでしょうか!
次はムズズに一旦戻って、マラウイの首都リロングウェを目指します!
マラウイ(1)カロンガからムズズ移動〜マラウイの大自然に癒される【宿情報あり】
7/22〜7/23 in Mzuzu(Malawi)
クローズぎりぎりに国境を越え、そのまま夜にカロンガ着。カロンガはバスターミナル付近にゲストハウスやレストラン&バーが少しかたまっているだけで他には何もない田舎でしたが、一晩だけでしたので特に問題はありませんでした。
翌日、早朝、ミニバスに乗ってムズズ(Mzuzu)に移動(ムズズではなかなか通じませんでした。現地ではムズーズのようです)。
(以下では、1マラウイクワチャ(MK1)≒0.15円で換算しています)
カロンガ〜ムズズ
カロンガ〜ムズズのミニバス料金はMK4000(約620円)でした(現地の人も同じ額を払ってたので適正価格だと思います)。
ネットで調べると6時間ほどかかるとのことでしたが、3時間半ほどで着きました。ただし、ミニバスを満杯にするまでカロンガで1時間客探しに付き合わされましたが...
とにかく入れるだけ客を詰め込むので、乗車定員数ははるかに超え、身動きひとつ取れない状態でした...そして座席がかたい(ほぼ木の板)...ケツが痛くて泣きそうでした。
唯一の救いは、ボーダー〜カロンガ間とは打って変わって、カロンガ〜ムズズ間はすべて舗装路だったので、ケツへの衝撃が最小限で済んだことでしょうか。
昨日は夜で景色が見られなかったのですが、今日はマラウイの大自然をバッチリ堪能することができました。
車も少なく、家も少なく、ただただ広大な手付かずの大自然が延々と続きます。
私はこの大自然を見れて、それだけでも高いビザ代払って来た甲斐があったと感動しました‼︎
ムズズの街
ムズズはさすがマラウイ第3の都市というだけあって、カロンガに比べれば、大型スーパーもあるし、カフェもあるし、ちょっと発展していました。
ただ、街灯はやっぱりありませんし、メイン道路以外は未舗装路というのは同じです(首都リロングウェもこれは同じでした)。
⚫︎大型スーパーモール
バスターミナルの近くに大型スーパーが1つあります。日本の大型スーパーと変わらない品揃えで、食料から日用品、工具まで何でも揃います。カタベイ、チズムル島に行かれる予定の方はここで物資を調達するのがおすすめです!(カタベイの村にも一応個人商店みたいなスーパーありますが全然品物ないです)
モールの敷地内にAirtelのショップもありますのでSIM購入できます。
なお、このモールは日曜は休みですので注意してください!
⚫︎カフェ「Coffee Den」(Maps.me検索可)
結構大きめのカフェです。一応Wi-Fiもあるようです。
ただ、私が行ったときは停電でWi-Fiなし、メニューもアメリカンコーヒーとティーのみしかないとの状況でしたが...
とにかくマラウイは日中はほとんど電気ないと思った方がいいです笑
⚫︎レストラン
「A1」というインド料理レストランがあります(Maps.meで検索可能ですが、位置が微妙にズレています。地図よりもう少し東に進んだところにあります)。
少し高いですが、日本にあるインド料理レストランと変わらない味でした。
ただ、ムズズは街灯もなく、日没後は本当に真っ暗です。人もあまり歩いていません。下記宿(Joy’s Place、Moozoozoo)両方ともレストランからは結構離れています。マラウイは治安良いですが、レストランからの帰り道は真っ暗すぎて男の私でもちょっと怖かったので、特に女性のひとり旅の場合は、宿で食事するのが無難かもしれません...
宿情報
ネットで調べると、「Joy’s Place」と「Moozoozoo」という宿が良いとのこと。ムズズには2泊したので、両方泊まってみました。
⚫︎「Joy‘s Place」
メイン道路からそこそこ歩きます。私が行ったときはドミに常連客っぽい人たちが2〜3人いるだけで、個室はすべて空室でした。
【料金】ドミ8USD、個室(ダブル・ツイン)23USD
【設備】フリーWi-Fi、ホットシャワー、ドミ内にコンセントあります。
ただ、昼間は停電していて、まったく使えず...夜は電気がきてからはWi-Fiはそこそこ強めでした。ホットシャワーはかなりぬるかったです。
【その他】庭のテラスの雰囲気がかなり良いです!夜も9時前には音楽も消え、かなり静かでした。
なお、犬が何匹か放し飼いで飼われているので犬嫌いの人は要注意です!
⚫︎「Moozoozoo」
こちらもメイン道路から結構歩きます。私が行ったときは常連ぽい白人が一人いるだけでした。ドミは貸切状態でしたが、ドミは離れ小屋みたいなところにあり、トイレ・シャワーも外で、ツインの料金とそこまで変わらなかったので、ツインにしました。
【料金】ドミMK3500、ツインMK4500
【設備】Wi-Fi(有料1日MK1500)、ホットシャワー(熱め)、部屋にはコンセントなし。レセプションで充電可能。
【その他】夜は深夜まで音楽が大音量で鳴ってました。客が全然いないのでプライベートディスコみたいになっていて、スタッフと白人が歌って踊ってました笑
Joysもそうでしたが、こういう欧米人がたまにいるのですが、客かスタッフか判別がつかない...ドミに泊まってたりするんですが、注文とってたり、スタッフとかなり仲良かったり。沈没して居着いてしまったパターンかな?
個人的には夜静かでWi-Fiが使えたJoysの方がお気に入りです。
ただ、ムズズの夜はかなり寒い(10℃ぐらいまで下がります)のでぬるま湯はきつかったですが...