Life is Free〜30歳からの世界一周

2018年4月から西回りで世界一周中。弁護士。30歳を過ぎて夢だった世界一周に行きたい気持ちが大きくなり、「一度きりの人生、やりたいことをやろう‼︎」と思い立ち世界一周へ。世界の絶景の写真や各種情報を発信していく予定です‼︎何かご質問や疑問があればお気軽にコメントください‼︎

南アフリカ🇿🇦

2018.8.5〜2018.8.10

現在はウクライナにいます!

ブログをだいぶサボっていたので、南アフリカ編からつづきを久しぶりに書きます!

ザンビアのリビングストンからバスでボツワナのカサネ、首都ハボローネ を経由して、プレトリアにたどり着きました。本当はカサネの「チョベ・サファリ・ロッジ」というところに泊まりたかった(4つ星ホテルなのにテント泊なら700円ぐらいで泊まれて3000円ぐらいでボートサファリが楽しめるとあってバックパッカーに大人気らしい)のですが、あいにく行った日はFullとのこと。テントがFullということはまったく予想していなかったので、ハボローネ からプレトリア行きのバスを3日後に予約してしまっていた。3日間どうしよう...予約変更しようにも、ネット使えないし...

他にもテント泊できるところがあると聞き、そこにも行きましたが、こちらもFullとのこと。ヨーロッパのバカンスシーズン真っ只中で週末のせいか...長期旅行していると曜日感覚がなくなるが、こういう時に思い知らされる...

普通のホテルに泊まるとボツワナはとにかく高い!どうしようか途方にくれてとりあえずbooking.comで見つけた一応最安のホテルに行くためにシェアタクシー乗ったら、タクシーの運ちゃんも知らないとのこと。とりあえずバスターミナルで聞けと言われて、バスターミナルで降ろされたら、目の前にハボローネ 行きのバスが停まっていた。もうこれはボツワナは通過しろってことだなと思い、そのままプレトリアにGo!

バスの日程変更は窓口で言ったら、意外といけました(そこそこ揉めましたがw)。

 

1.南アフリカへのアクセス

⑴ リビングストン(ザンビア)〜カサネ(ボツワナ)

まずリビングストンからカサネに行くには、リビングストンのタクシー乗り場で国境行きのシェアタクシーに乗る。

乗り場は、市場に近い方のスーパーマーケットSHOPRITEの、左斜め前のシェアタクシー乗り場(Maps.meで検索可能)。

そこで、「ボーダー」ないし「カサネ」と言えばボーダー行きのタクシー教えてくれる。但し、4人集まるまで出発しない...
私は、30分ぐらい待ってようやく出発。本当に最近は30分ぐらい待つことに何も思わなくなってきたな〜

料金ZK50(約480円)。所要45分ほど。

ボーダー手前で降ろされる。

ザンビアの出国はパスポート出してスタンプ押すだけ。顔も見ないし、ほとんどパスポートもチェックしていない。そのおかげか、イミグレは全く混んでいなかった。手荷物検査も当然なし。

少し歩いて、舟でボツワナ側に移動。

事前情報では無料とのことだったが、20P請求される。他の乗客に聞いてもそうだと言うので仕方なく払う。俺が乗ったのは小型ボートだったが、車も積んでる大型船が無料だったのかもしれない。

ボツワナの入国も簡単。どこに行くのかとどのぐらいボツワナに居るか聞かれただけ。手荷物検査なし。ただし、持ってる全ての靴の裏を消毒させられた。

ボツワナのイミグレ出ると、情報どおりカサネ行きのミニバスが待機していた。

このミニバスの運ちゃんにチョベ・サファリ・ロッジに行きたいと言うと、ホテルの玄関まで送ってくれた。優しい。

まぁ泊まれなかったんですが...

 

⑵ カサネ〜ハボローネ(ボツワナ

事前に調べた限りではカサネからハボローネへの直行バスはないとのことだったが、直行の夜行バスがありました!

それも2社が運行してました。

「J.N.G Express」というバスはフリーWi-Fi、座席にUSBコンセントありだったのでそちらにすることに。出発前はWi-Fi動いていたが、出発してから動かなくなった。USBコンセントは天井にあるので長いコード必要。2+3の5列。ただし満席にはなっていない。

18:00発、6:00着の所要12時間は2社とも同じ。料金も同じP250(約2700円)。

 

⑶ ハボローネ (ボツワナ)〜プレトリア(南アフリカ)

この路線ではアフリカ縦断のバックパッカーなら一度は利用する南アフリカのインターケープ社のバスを利用。

インタネットから事前予約できます!

インターケープ社のバスは人気ですぐ満席なると聞いていたので、ネットで事前予約していたのですが、一番安い変更・キャンセル不可のチケットを購入(他にキャンセル・日程変更にお金がかからない少し割高なチケットもあり)したせいで、カサネで泊まれなかったことから、そこそこ面倒なことに。

一応、追加料金払えば日程変更可能でした。

ただ、事前にメールで日程変更の連絡したら、南アフリカの銀行に追加料金を振り込めとメールが来て、そんなの無理だから、直接窓口で支払おうと思ったら、最初は窓口のお姉さんにここでは受け付けられないと冷たくあしらわれた。出発5分前ぐらいになってようやく渋々日程変更の手続してくれた(本部と電話でかなりやり取りをしてくれたので結構面倒くさい手続だったのでしょう。すいません...)。

インターケープ社のバスは口コミどおりかなり快適なバスでした。こんな快適なバスは久しく乗っていなかっったな〜

料金はR240(約2000円)、所要6:30。

 

ボツワナの出国手続は出国カード書いてパスポートにスタンプ押してもらうだけ。手荷物検査なし。てかボツワナ入国のとき、入国カード書いてないけど...

南アフリカの入国手続も簡単。入国カードすらなし。ただし、カメラや指紋など今までの陸路国境にはなかったシステムがあった。入国手続後、X線検査の手荷物検査もあり(バックパックも)。といっても、若いお兄ちゃんが適当に見ている(見ていない?)だけのゆるい検査。バナナ手に持ってたらバナナは今度からカバンに入れろと言われたぐらい笑

 

 

2.南アフリカ東部:ブライデ・リバー・キャニオン周辺をレンタカーでドライブ

南アフリカの治安

当初はハボローネ からヨハネスブルグに行くつもりでした。治安が悪いことで有名なヨハネですが、同じく治安が悪いと聞いていたケニアのナイロビ、タンザニアダルエスサラームが結構治安良かったので、大丈夫っしょ!と思い、ちょっと怖いもの見たさもあり、行く気満々でした。

ただ、アフリカ南下中に出会った放浪2〜3年の大ベテランの人たちが皆ヨハネには絶対に行かない、と言っていたので、段々怖くなって、直前でプレトリアに変更しました。

結果的に本当に行かなくて正解でした。

プレトリアでさえ、今までの国とは違う異様な怖さがあり、長居は絶対にしたくないと思うほどでした。

 

プレトリアでレンタカーを借りて、南アフリカの東の方のブライデ・リバー・キャニオン周辺をドライブする予定をしていました。ただ、降ろされたプレトリアのバスターミナルからレンタカー屋までかなり遠い...

とりあえずバスターミナルの目の前(50mぐらい)のマクドに行こうと歩きかけた瞬間に浮浪者っぽい男性がいきなり声をかけてきて、「こんなところ一人で歩いてたら危険すぎる」と注意されました。お前が言うなと思いながら、「あのマクドナルドに行くだけなので」とあしらって、マクドに向かっていると、なぜかその男性が付いてくる。

するとその男性が「食べる物をくれ。昨日から何も食べていない」と言ってくる。

怖くなったので、早足で歩いてマクドの中に入りました。さすがに中までは付いてきませんでしたが、5分ぐらい入り口の前で立っていたのでちょっと不気味でした。

今まで貧しい国もたくさん行き、お金を要求されることはありましたが、食べ物を要求されたのは初めて。それも子どもではなく成人の男性に。

着いて早々に南アフリカの洗礼を受けた感じ。ヨハネに行かなくて本当に良かったと思いました。

バスターミナルからレンタカー屋までの道も綺麗で広くて歩くやすいのですが、そもそも人が全然歩いていない!それがまた怖い。

道の途中途中に浮浪者っぽい人が座ってたり、寝てたりする。こんな大きなビルや建物が立ち並んでいる都会なのに、道は異常に静か。それがまた異様な雰囲気。正直、タクシーを使いたかったのですが、そもそも流しのタクシーが通らないし、タクシーに乗って大丈夫なのかも不安だったので、仕方なくひたすら歩くことに。

ようやくレンタカー屋に着いたときにはホッとしました。歩くだけでここまで緊張した国は初めてかも。

なお、ヨハネスブルグプレトリアといった都市部を離れた地方の治安は良好でした。

 

⑵ ドライブルート

プレトリア(レンタカー借りる)→ベラ・ベラ(1泊)→マカド(2泊)→グラスコップ(1泊)→ブライデ・リバー・キャニオン周辺ドライブ→ヨハネスブルグ空港(レンタカー返却。ヨハネスブルグ空港周辺宿泊)

【費用】

レンタカー5日間で11,470円

レンタカー保険(レンタカードットコムでフルプロテクトに加入)5日間で6,912円

合計18,372円(1日あたり保険込みで3,674円)

 

上記のとおり、カサネで宿泊できなかったために事前に予約していた分をキャンセルして、前日に予約したので若干割高になってしまいました。また、乗り捨て料金も結構かかっています。もっと前から予約して、かつ、借りた場所に返却すると、かなり安くなります!

なお、フルプロテクトはやや割高ですが、入っていて本当に良かったです!途中、自分の車で周れるプチサファリがあったので気軽な気持ちで行ってみたのですが、ブッシュがすごくて車体側面に結構な引っかき傷を作ってしまいました。また、トランクに物を挟んでしまいセンサーを潰してしまったのですが、返却時何も請求されることはありませんでした。やっぱり保険は偉大ですね。

南アフリカの道路事情】

日本と同じ左車線なので運転しやすいです。また南アフリカは国際免許加盟国です。レンタカードットコムで予約した場合、国際免許と日本の免許証、パスポート、クレジットカードの4点セットが必ず必要です。

制限速度は下道で時速100km、高速で時速120kmです。日本と同じで大体の人が+10kmぐらいの速さで走っているので、ものすごいスピードです(高速だと時速140-150kmが普通)。慣れないうちは多分めちゃくちゃ怖いです笑

但し、北海道と似ていてとにかく地平線の彼方まで道路が続いている感じなので視界は良好です。

高速道路は日本と同じで有料でETCみたいな設備が整っています。レンタカードットコムで予約した場合、その機器がついた車を貸してくれるはずです。支払いは後からクレジットカードに請求があります。

あと、日本と同じで2車線の場合、遅い車は左側を走り、右側が追い越しです。さらに、1車線の場合は、遅い車が路肩に少しはみ出て車線を譲るのが常識みたいです。日本と違い、制限速度内か否かを問わず速い車が優先のようです。私も一度制限速度内で走っているから譲る必要ないと思って普通に走ってたらめっちゃ煽られた挙句、ウインカーで左を走れと注意されました笑

あと、現地人によるヒッチハイクが多いです。ただ、誰も止まって乗せていなかったので、乗せないほうが無難です。南アフリカの治安を考えても危険すぎます。

なお、都市部を離れれば宿泊施設に必ず駐車場があります。

 

(1) ベラ・ベラ(Bela Bela)

目的地のブライデ・リバー・キャニオンはプレトリアから1日では行けなかったので、途中にあるこの街で宿泊。

ここは何と温泉の街として有名らしい!

この街の目玉は「フォーエバー・リゾート・ウオームバス」という温泉リゾート。ここは3つ星ホテルも備え、温泉スパ、プール、テニス場、ゴルフ場なども完備する超巨大リゾート施設です。

貧乏バックパッカーには無縁そうに見えますが、テントを張ることもでき、テントなら約2000円で泊まれます。

テントにしては高いですが、温泉プールに入り放題なので、一応許容範囲といいことで。

目玉の温泉プールはゴージャスな感じでした。室内と屋外に分かれていて、かなりぬるめです。

 

ご安心下さい。別途40℃の温泉プールも用意されてました。日本人としてはやはりこのくらいの温度が一番落ち着く!

ただ、現地の人はほとんど誰もこの熱いプールには来ませんでしたが...ちなみにこの熱風呂は何と16歳未満は入れません!壁に温度の高い湯に浸かることは健康を損ねると注意書きが貼ってあり、16歳未満禁止、10分以上の長湯禁止など細かくルールが定められてました。

知らなかった...てか日本の銭湯や温泉は平均40℃ぐらいで、老若男女関わらず入っているし、むしろ健康に良いと言われているはずだが...よう分からん。

まぁわざわざ来るところではありませんが、近くまで寄ったら行ってみる価値はあると思います!

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(2) マカド(Makhado)

ジンバブエ国境に近い小さな街。

この街の近くに「ベン・レーベン自然保護区」とバオバブの木があるということで気になり、立ち寄ることに。


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【ベン・レーベン自然保護区】

自分の車でサファリできるということで行ってみることに。

まったく人がいませんでした。

入口でおっちゃんが車の番号とか日付を記入していましたが、ここ1週間ぐらい誰も来ていない感じでした笑

入口のゲートをくぐってから、入園料払うレセプションまで結構距離がある上に案内も特にありません。まぁほぼ一本道なんで大丈夫ですが、案内板ぐらいは欲しい。入園料は30ランド(約260円)です。

地球の歩き方ではレセプションでMTBが借りられるとのことで借りる気満々で行ったのですが、そんなものはないと言われました。ん〜

仕方なくレンタカーで周ったのですが、道は狭く、ブッシュもきつく、駐車スペースもほとんどないため、かなり厳しかったです。

対向車が来たら一貫の終わりでしたね。まぁ人は私しかいなかったんですが。

道が狭くブッシュが生い茂っているため、普通の車だと側面ドアにかなり傷がつきます。私もレンタカーでやらかしました(保険入ってたのでよかったですが)。

車でサファリされる方は、傷いってもいい四駆で行くか、しっかり保険に入ってから行かれることをお勧めします。

あと、やっぱりサファリはツアーが一番ですね。自分の車で周れるのは自由で魅力的ですが、全然動物が見つかりません。どこにいるかも分からないので。プロに任せるのが一番。


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【ホテル情報】

「Mashovhela Bush Lodge」

3つ星ホテルですが、格安で泊まれます。コテージ一棟貸切と夕食、朝食込みで5000円程でした。かなりコスパ良いと思います。食事のクオリティもかなり高かったですし。

なお、テント泊も可能のようです。私は寒すぎて断念しましたが。


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(3) ブライデ・リバー・キャニオン周辺

【観光スポット】

*すべてMapsmeで検索可能

⚫︎Eco Caves

入場料60ランド(約520円)

ツアーもあるが、ガイドなしの単走でも見学可能。中は少々入り組んでいて冒険気分を味わえる。


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⚫︎Sudwala Caves

入場料95ランド(約820円)

ガイド付きのツアーでのみ見学可能。

Eco Cavesより洞窟内の空洞が広いが、見学できる部分はやや小さい。


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⚫︎ベルリン滝

入場料10ランド(約90円)

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⚫︎Bourk's Luck Photholes

入場料55ランド(約480円)

観光客が一番多かった。

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上記はすべて国道532号線上に位置しており近いため、1日ですべて回れます。

上記以外にもたくさん見所ありますが、私が行った時には霧が酷くて、半分もスポットを回れませんでした...

【宿泊施設】

拠点となる街は「Graskop」という小さな街です。

宿泊施設もそこそこあります。ドミもあります。

ここはパンケーキの店が有名です。

 

本当は、自分の車でサファリ可能なクルーガー国立公園をサファリするつもりでレンタカー借りたのですが、時間がなくて無理でした。あと、自分の車でサファリすることの限界に気づいたのも原因ですが...

 

南アフリカは車社会で、国土も広大で、安くでレンタカーできるので、数人で車を借りて周るのも楽しいと思います!私は一人で周りましたが笑