インド(9)ハンピ(Hampi)〜巨石で有名な世界遺産‼︎
2018/06/01〜06/04 in Hampi
奇怪な巨石群があることで有名なハンピ。世界遺産にも登録されています。
そんなハンピに行くか迷いながらゴアのマルガオン駅にベンガルール行きの列車チケットを予約しに行ったところ3日先まで予約でいっぱいとのこと。ハンピ最寄りのホスペット駅なら2日後の列車がまだ空いている...これはもう寄り道するしかないっしょ‼︎ということでゴアからハンピに寄り道してからベンガルールに抜けることに!
1.アクセス
ハンピには駅はありません。なので、最寄りのホスペットという街までの列車チケットを購入します。
⚫︎マルガオン駅(ゴア)〜ホスペット駅
【料金】635ルピー(途中のHubblliまで3A、Hubblliからスリーパー)
【所要時間】7:30
ホスペットまで3Aの席が取れなかったので仕方なくHubblliからはスリーパーを予約。スリーパーは座席指定はあるが、エアコンがないという席。まぁ2時間ちょっとなので大丈夫だろうと軽く考えていたのですが、これが酷かった。
先ず、座席指定にもかかわらず、私の席にはなぜかインド人が...まぁインドではあるあるなので、穏やかにチケット見せてそこは私の席だと伝えたところ、「Sorry」というからどくのかと思いきや横にズレただけ。本来、3段ベッドなので3人しか座れないはずだが、私が来たときにはすでに4人座っていた。そこに私が座ったので3人席に5人座っている状態。身動きひとつ取れない。明らかにスリーパーのチケット持ってない奴が座りまくっている‼︎どうなってる?
3Aとか2Aとかエアコン付きの車両の時は何回来るねんっていうぐらい係員がチケット確認しに来ていたのに、スリーパーに至っては全然確認しに来ない。そのせいでこんな無法地帯になっているのか...
当然、通路にも人が座ってたり寝てたりするのでトイレにも行けない。
これは一応気持ち程度に席確保できるだけで、ジェネラル席(自由席)とほぼ変わらないのでは⁈
3時間弱だったのでまだ耐えられましたが、これで夜またぐとかだったら地獄だったな〜
インド旅行される際には列車は必ず3A以上を確保することをおすすめします!
⚫︎ホスペット駅〜ハンピ
先ずホスペットのバスターミナルに移動します。リキシャで10分程度、20ルピー。
バスターミナルに行けば、ハンピと書かれたバスが停まってますのでそれに乗車。45分程度で17ルピー。
2.宿・レストラン情報
ハンピは本当に小さな町でゲストハウスと土産物屋、レストランがいくつかあるだけです。
最初は、「地球の歩き方」に載っていた日本人の奥さんがいるという「カルヤン・ゲストハウス」に泊まろうと思って行ったら日本人奥さんはその時は居なくて、シングルはファンが故障していて泊まれないレベル。ドミトリーも狭くて少し汚い感じだったので一旦保留。
*参考までに、ドミ150、シングル200、ダブルが400、AC付きだと800ルピーでした。
その付近をウロウロしているとすぐ近くの「Kiranゲストハウス」の客引きが。シングルで300ルピー。部屋は清潔感あり。結局、Kiranに泊まることに。
⚫︎宿「Kiran Guest House」
レストラン「Chill Out」の隣。Maps.meで検索可能。
【料金】シングル300(オフシーズン料金)
【設備】ファン/フリーWi-Fi/トイレ・シャワー付き/ランドリーサービスあり
*宿のWi-Fiは非常に弱いですが、隣のチル・アウトのWi-Fiがそこそこ強いので困りません(チル・アウト利用しなくてもパスワード教えてくれます)。
⚫︎レストラン「Chill Out」(看板には「Old Chill Out」と書いてあります)
座敷席もありくつろげます。宿の隣ということもあって、滞在中は1日数回は通ってました。
3.スポット
ベンガルール行きの列車チケットがなかなか取れなかったせいで、3日滞在しましたので、主要スポットはほぼ全て行きました。
⚫︎ヴィルーパークシャ寺院
【入場料】無料。ただし、カメラ持ち込む場合は50ルピー必要。
ハンピバザールの目の前の寺院。宿から徒歩で行けます。そんなに広くないので全部見てもすぐ終わります。
ペイントされたゾウが敷地内にいます‼︎お布施するとゾウの鼻で頭を撫でてもらえます!
⚫︎アチュタラーヤ寺院
無料!
ハンピバザールから東に岩場などを抜けてひたすら歩いて行くと到着します。ヴィルーパークシャ寺院やヴィッタラ寺院は観光客も多かったですが、ここはほぼ誰もいませんでした。
⚫︎マータンガ丘
(Maps.meで「Matanga Betta」とあるのがそれです)
アチュタラーヤ寺院を通り抜けて登っていきます。登山口が少し分かりにくいですが、アチュタラーヤの城壁の外の西側の道沿いにあります(Maps.meのルート通り)。
(この頂上がマータンガの丘)
結構登りは急でそこそこ体力いりますが、丘の上からはヴィルーパークシャ寺院やアチュタラーヤ寺院や奇形の巨石群を360℃見ることができます。人も少なくて良い感じです!
⚫︎ヴィッタラ寺院
【入場料】500ルピー
アチュタラーヤ寺院からさらに東に歩いていくとヴィッタラ寺院があります。有名のようで、観光客がたくさんいました(ほとんどインド人ですが)。
寺院自体はそこまで広くなく、戦車をかたどった寺院建築が見ものぐらいで、ひと通り見るのに30分もかかりませんでした。
むしろ、個人的にはアチュタラーヤ寺院やヴィッタラ寺院に行くまでの道中の巨石群が見ものかなと思います。
⚫︎ 対岸のVirupapura Gaddi村とAnegundi村
時間があったので対岸の村も探索しに行きました(Virupapura Gaddiの方から対岸に上陸し、Anegundiまで行き、戻ってくるというルート)。
宿の近くにレンタルバイク屋があったので、そこで原チャを借りて行きました。原チャ本体は250ルピー、ガソリン1L100ルピーでした。最初に2L入れてもらいました(その後途中でさらに1L追加。村の売店でペットボトルに入ったガソリン買えます)。
Virupapura GaddiとAnegundiの近くにそれぞれ渡し船乗り場があります(Maps.meに載ってます)。
バイクも積めます。料金はどちらの渡し船も50ルピーでした。
なお、情報ではバイクは別途チップを請求されると聞いてましたが、特に別途の請求はなかったです。ただし、最初はライセンスがどうのこうとか、500ルピーとか訳の分からないこと言ってきたので、舟から降りてきたバイカーに料金聞いて、それを船頭に伝えたら50ルピーぽっきりだけでした。やっぱり現地の人に聞くのが一番ですね〜
対岸は、ハンピよりも自然豊かで、バイクで走ってるだけで気持ち良かったです。
個人的にはVirupapura Gaddiの方がおすすめです。巨石群の上に登ったりできますし、人が全くいないので、ちょっとした冒険気分味わえます。
本当に岩だらけです。恐竜がいたジュラ紀ってこんなんだったのかな〜という感じです。
⚫︎王宮地区
【入場料】500ルピー
対岸から戻ってきてまだ時間があったので、王宮地区まで行ってみました。
ただ、正直、500ルピーも取られた割にはそこまで見るものもなかったので行かなくてもよかったかな〜という感じです。Virupapura Gaddiの巨石群の方が見応えあって、タダでしたしね〜
ツーリストも少なくてゆっくりすることができました!暑さがきつかったですが、休みながらならなんとか大丈夫です笑
オフシーズン意外とおすすめかもしれません。
なお、奇形の巨石というとトルコのカッパドキアも有名です。こちらにも行ったことがありますが、アクティビティ派ならカッパドキア、ゆっくり派ならハンピがいいのではないかと思います。
カッパドキアではバギーを借りてバギーで巨石群の近くまで行って観光することができましたし、バルーンも有名です。それに対して、ハンピの方はそういったアクティビティはないですし、そもそも寺院・巨石の手前から車両乗り入れ禁止のところがほとんどなのでほぼ歩きになります。参考までに〜