エジプト(1)コプト教岩窟教会&マンシェット・ナセル(Cairo)〜スラム街潜入!カイロの穴場スポット!?
6/8〜6/10 in Cairo(Egypt)
ネパール、インドに続きようやく世界一周3ヶ国目のエジプトに入国。1ヶ国1ヶ月とかなりスローペースです笑
エジプト最初の街はもちろん首都カイロ。ピラミッド見るぞ!と思ってたのですが、カイロのゲストハウスで知り合った旅人からカイロにスラム街があり、そのスラムの中心に見事な岩窟教会がある、そのスラム街は比較的治安がよく歩けるという話を聞いてしまい、好奇心からピラミッドよりも先にスラム街に行くことになりました笑
Googlemapで検索可能(教会はMaps.meでも検索可能)
「Saint Samaan The Tanner Monastery」(コプト教岩窟教会)
スラム街の真ん中にあるのでスラムを抜ける必要があります。
私は行きはUber、帰りは徒歩で抜けてみました。
Uberだと「ベニス細川」から39ポンド(約240円)です。ただし、スラム内は非常に入り組んでおり行き止まりも多く、Uberのドライバーが四苦八苦していました。
スラム街を抜けると突如見事な岩窟教会が飛び込んできます。スラム街との対照がすごいです。この教会自体は観光名所なのか、ツアーバスも多く、たくさんのツーリストが訪れていました。タクシーで来てるのは私ぐらいでした...
この外からの眺めも素晴らしいのですが、この建物の下を通って行くと教会の中に入れます。特に入場料などはなくみんな自由に出入りしていました。
そして、教会出た前のアパートみたいな建物の屋上からスラム街の全貌が見られます。
どうやってペイントしたのか不思議でなりません。
マンシェット・ナセル(スラム街)
帰りはせっかくなので歩いてスラム街を横断して帰ることに(歩いているツーリストは一人もいませんでしたが...)。
ゴミの収集・リサイクルで成り立っている街だけあって道路中ゴミだらけです。なので、異臭とハエはすごいです。
ただ、住民はすごくフレンドリーで親切で危険性はまったく感じられませんでした。
手招きされて入ったシーシャ屋では、床にカバンを置いていたら「バッグは身につけていろ‼︎」と注意されましたし笑
また、ゴミの収集を見ていたら「ジャッキーチェーン」とか言ってアクロバティックなこともしてくれました(チャイナと間違われたか、ジャッキーチェンがチャイナと知らないか)。
子どもたちも物乞いなどせず、ただハローと笑顔で手を振ってくるだけでした。
正直、スラムは危険で野蛮というイメージを持っていたのですが、かなり見方が変わりました。やっぱり実際に行って自分の目で確かめないとダメだなと思いましたね〜
カイロの中心部の方の人間よりずっと礼儀正しく、親切でした。人の良さは、住むところやお金じゃないということですね〜(カイロ中心の人たちは本当に無礼な人が多いです。カイロ滞在中何回か喧嘩しそうになりましたし笑)
【周辺情報】
スラム街を抜けるとメインの公道に出ます。この公道を挟んで反対側がイスラム地区です。なので、ついでにイスラム地区を観光して帰りました。
イスラム地区の方は道も綺麗でゴミも落ちておらず、道路を挟んでまるで別世界でした。
*注)私はスラムを歩いて特に何もありませんでしたが、宿に帰ってスタッフにスラム行った話をしたところ、たまに徒歩で行く人がいるらしく(私もその一人ですが)、たいていは私と同じように好意的に受け止めてられた人が多いですが、中には瓶などを投げられたという人もいるようです(当たり前ですがスラムの住民全員がフレンドリーなわけではないということです)。なので、行くかどうかは自己責任です。あと、行くなら必ず日中にしましょう。