タンザニア(3)「ザンジバル島」〜アフリカの楽園に行ってきた‼︎
当初行く予定はなかったのですが(最近予定外の行き先が増えてる気が...)、知り合った旅人の人たちが皆、ザンジバル島に行くと言うので、そんなに良いところなのかと思い、ちょっくら行ってきました。
7/14〜18の5日間ザンジバル島に滞在し、ストーンタウン(Stone Town)とヌングイ(Nungwi)に行ってきました!
(以下では当時のレート:1Tsh≒0.05円で換算してます)
1.アクセス
(1)ダルエスサラーム 〜ストーンタウン
①方法1:フェリー
AZAM(キリマンジャロフェリー)とフライングホースの2社が運行しています。しかし、2018年7月14日時点ではフライングホース運休中でAZAM一択でした。
⚫︎AZAM
【料金】エコノミー35USD
【所要時間】1時間半〜2時間
なお、シリング払い、カード払いもできます。但し、キャッシュUSD払いが一番レート良かったです。シリング払いだと85000Tsh(当時のレート約37USD)、カード払いだと90000Tsh。
【出発時間】7:00/9:30/12:30/14:15/16:00
⚫︎フライングホース
【料金】VIP20USD(外国人はVIPのみらしい)
【所要時間】3時間半
【出発時間】12:00
⚫︎フェリー乗り場
Maps.meですぐ出てきます。日本人に有名なエコノロッジ、サファリインなどから徒歩15分ほどと近いです。
*注)私が行った時期は上記のとおりAZM一択であったことと金曜であったことからか、12:30の便を当日の午前に予約しに行ったら16:00の便しかないと言われました。早めの予約をおすすめします。
あと、高速船のためかかなり揺れます。普段乗り物酔いしない私も若干気持ち悪くなりました。
②方法2:飛行機
【料金】スカイスキャナーで3300円ほどからあります。フェリーより安くて速いので帰りは飛行機にしました。
【所要時間】25分
【アクセス】
A)ストーンタウン空港:市内からダラダラで15分ほど。300Tsh(約15円)。
注)空港行きのダラダラ乗り場はヌングイ行きのダラダラ乗り場とは別の場所です(ヌングイ行きダラダラ乗り場から南下し、公園がある道を東に曲がり少し歩くとダラダラ乗り場があります(505番))。分からなければ手当たりしだい聞くことをおすすめします。皆チップなしでしっかり教えてくれます。
B)ダルエスサラーム 空港:空港から出て公道を少し東(ダル方向)に行くとダラダラ乗り場があります(NMB銀行より西です。人が大勢いるのですぐ分かります)。市内まで30分ほど。500Tsh。Uberの場合15000Tshほどです。
安さ・速さ以外にも飛行機はプライベートジェットみたいな大きさで機内からのザンジバル島周辺のサンゴ礁は絶景なので乗って見る価値あります‼︎
(2)ストーンタウン〜ヌングイ
【乗り場】(Maps.meで検索可能)
ストーンタウン:マーケット付近
ヌングイ:ヌングイ終点。ただし、ヌングイからストーンタウンの道は一本道のため終点まで行かなくても大通りで待っていればダラダラが通るので手を挙げれば途中から乗れます。
【所要時間】ダラダラで1時間半〜2時間ほど
【料金】2000Tsh。他の方のブログでは荷物代を請求されたなどの記載もありましたが行き帰り乗りましたが一度も請求されませんでした。
とにかくこれでもかというぐらい乗ってきます。隣のおじさんの肘が常に脇腹にささった状態で1時間半...きつかった。
あと、前のおじさんの体が半分以上座席からはみ出ているのでよほど肥えているのかと思ったら、バスが園児用でした笑そらおじさんはみ出すわ!
ダラダラはほぼすべて日本の中古車です。ダラダラはマイクロバスなのでスクールバスの中古が多いですね。
(3)ストーンタウン探索
レンタル自転車、レンタルバイクやタクシー何でもあります。ただし、主要なところはすべて徒歩圏内です。
(4)ヌングイ探索
自転車をレンタルしている店ありませんでした。ビーチから離れたホテルでは無料で貸し出しているところもあるようです。ただし、ヌングイも西側のビーチから東側のビーチまで全部歩いても1時間ほどです。
2.おすすめスポット・アクティビティ
ストーンタウンもヌングイも町が小さいので、町全体を周れますので、おすすめスポットというまでもないですが...
(1)ストーンタウン
①「ザンジバルドア」探索!
ザンジバルでは権力の証として玄関ドアにこだわるのだとか(ストーンタウンのみですが...)。各家によってデザインや紋章、色が違いますので、そういった観点で町を探索すると宝探しみたいで楽しいですよ!
②奴隷市場・大聖堂
一応一番有名なので行きました。ただ、奴隷市場は建物内に英語の説明・写真のパネルが並んでいるだけで、大聖堂も規模も小さく他の国の教会に比べると見劣りします。これで11500Tsh(約550円)はちょっと高い。
③夜の「Forodhani広場」
屋台がたくさん出ていて人も大勢いてお祭りみたいです。ただし、屋台は割高であまり美味しくありません(特にシーフードは高い上に硬くて不味い。ザンジバルピザもヌングイの方が安くて美味しい)。ザンジバルピザ屋台の前のケパブサンドがそこそこ安くて(3500Tsh)美味しかったです。
ストーンタウンは小さい町で見どころは集中しているので、半日あれば十分全部回れます。ただし、路地が迷路のように入り組んでいるので、地図なしでアトラクション感覚で路地に入って行くと結構時間潰せます。なお、治安は良いので路地を一人で歩いても大丈夫です(夜は知りませんが)。
(2)ヌングイ
①ビーチ沿い探索
ビーチは綺麗なのですが、遠浅で、サンゴや貝がらがそこら中に落ちているので泳ぐのには適していません。泳いでいる人もほとんどいませんでした(泳ぐなら水かさが増す夕方付近)。ほとんどの観光客はビーチやビーチ沿いのバーでゆっくりするという感じです。私も少し水辺でぱちゃぱちゃした後はずっとビーチでダラダラしていました。特に夕方は暑くも寒くもなく、夕日も綺麗なので、Goodです!
もっとも、一番西側のビーチはめちゃくちゃ混雑しているので避けた方がいいかもしれません。ただ、ビーチマサイのマサイジャンプとか見れたりしますけど...
ビーチにはたくさんのマサイ族がいます。服装は完全マサイですが、サングラスしたりお洒落なサンダル履いたりとかなり垢抜けてます。
②ダイビング・シュノーケリング
当初はダイビングをしたくてヌングイに行ったのですが、2ダイブ140USDだったので高すぎてやめました。エジプトの安さが懐かしい...(ダハブが2ダイブ50USD、高級リゾートのシャルムシェイクでも2ダイブ90USD)
その代わりにヌングイで一番綺麗だと有名なMenemba島付近に行くシュノーケリングツアーもやっているのでそちらに参加してきました。
私は宿(Makofi)で申し込んで20USDでした。他の参加者は当日35000Tsh(約1800円)を払っていたのでビーチ沿いの店で直接申し込めば若干安いです。
シュノーケリングツアー内容は、9時出発、ボートで2〜3時間かけてMenemba島の周辺で30分ほどシュノーケリングして、対岸のビーチでランチして、16:00頃に帰ってくるというものです。ほとんど移動で、シュノーケリングの時間が短いですが、そこまでサンゴ礁が広がっているというわけでもないので、30分で十分でした。
③バギー
時間の都合でやらなかったのですが、「Choro Bar」(Maps.me検索可能)というところで申し込めます。朝の9時と午後2時スタートが選べるようです。バギーから帰ってきた人を見てやればよかったかなと少し後悔しました。なお、やってないので価格不明です。
④ディスコクラブ「Cocobello」(Maps.meで検索可能)
毎週水曜と日曜開催。欧米人多めですが、ドレッドヘアの地元のギャルもたくさんいます。曲はレゲエ中心でたまにEDMが流れます。
料金は水曜が3000Tsh、日曜が5000Tshです。
私は水曜に行ったのですが、深夜過ぎたあたりでフロアの埋まり具合が7〜8割といったところでしょうか。日曜の方がビッグパーティでフロアもアウトサイドもいっぱいになるらしいです。ラリってる風のやつもいたので女性一人は避けた方がいいかもしれません。
なお、クラブでなくても、バーなどで夜遅くまで大音量でヒップホップやEDMの音楽鳴らしてます。
⑤星空
ヌングイには街灯がありません。なのでめちゃくちゃ星が綺麗に見られます。そして停電も多いです。停電の日は辺り一面真っ暗でプラネタリウムのようです。
3.宿・レストラン情報
ザンジバルの宿はとにかく高いです!
(以下はすべてMaps.meで検索可能)
(1)ストーンタウン
①宿「Ten To Ten」:日本人経営(ただしオーナーは在中しておらず、日本人宿というわけでもないので基本すべて英語表記です)。ドミがAC付きで40000Tsh(約2000円)。ドミにしては少し高いですが、宿は全体的に掃除が行き届いている感じで非常に綺麗です。シャワーの水圧も強くてホットシャワーも熱めです。ドミは日本のカプセルホテルに似ています。欧米人に人気で結構埋まっていました。
ただ、クラブが近くにあるのか、深夜まで結構大きな音が聴こえてきたこと、ACが効き過ぎていて夜は寒いぐらいだったこと、下や横の人の振動がモロに伝わってくるのがマイナス面でした。
Wi-Fiは強いときは非常に強いのですが、突如きれたりと安定していなかったです。
②レストラン日本食「政」:少し高いですがめちゃくちゃ美味しいです。親子丼を食べたのですが、日本で食べるより美味しかったです!それもそのはず。よくあるエセ日本食レストランとは違い、オーナー(日本人)自ら調理してくれています。日本食から遠ざかっている長期旅行者には涙ものですよ。
(2)ヌングイ
①宿
●「Magharibi House」
ヌングイ1日目宿泊。ここのテントをBokking.comで予約。テントというよりロッジでしたが、電気がありませんでした当然コンセントもなし)。トイレ・シャワーも共同でしたが、こちらも電気なし。シャワーは水のみ。Wi-Fiはめちゃくちゃ弱い。敷地内野犬が多く、夜にトイレに行くのが恐怖でした。booking .comの口コミでは朝食が素晴らしいとありましたが、普通です。総合的にまったくおすすめできません。
●「Makofi Guest House」
ヌングイ2〜3日目宿泊(1泊目がダブル、2泊目がドミ)。ダブル(トイレ・シャワー共同)が40USD、ドミが20USDです。リゾート地っぽい雰囲気で、かなりお洒落です。掃除が行き届いていてトイレやシャワールームもかなり綺麗です。朝食もMagharibiより豪華です。ビーチにもかなり近いです。
そのお洒落さと綺麗さが気に入って連泊してしまいました。
ただし、常に満室だった(長期滞在が多い)ので、予約必須です。
Wi-Fiも結構強めです。
ただし、夜遅くまで(夜11時で止まる)フロントで音楽を鳴らしているのでうるさいのが嫌な人は止めておいた方がいいかもしれません。
珍しくドミもあり、ドミならそこまで高くないので、総合的には結構おすすめです!
なお、他ブログで見かけた「スワヒリロッジ」「マゴンゴロゲストハウス」にも価格調査に行きましたが、スワヒリロッジはかなり辺ぴなところにあり、かつ言い値が35USDだったので速攻でやめました。マゴンゴロは言い値が20USDでした。多少迷いましたがMakofi気に入っていたのでやめました。両方、他ブログを見ていると交渉次第で下げられるようですが、交渉が面倒臭かったので交渉していません。
②レストラン
「Almanna」
ヌングイのダラダラ乗り場付近のローカル食堂です。ビーチ沿いにもお洒落なレストランはたくさんありますがかなり高いです。それに比べてここは腹一杯食べても300円ほどと安いです。何と言ってもここのザンジバルピザがめちゃくちゃ美味しくて安いです(3000tsh)。ザンジバルピザにハマって3日連続で通いました。
あとは、メイン道路からトラベラーズロッジやMakofiに行く道(バイクタクシーがたくさん停まっているところ)に入ってすぐのところに果物のバラ売り屋があります。パイナップル、グレープフルーツ、スイカなどが一切れ200Tshで食べられます(特にパイナップルが甘くて美味しい)。
この脇道には酒屋もあり、ビールはどれでも3500Tshです。
Almannaでザンジバルピザ食べて、帰りにデザートとして果物屋でパイナップル5切れほど食べてビール買って、星空見ながら宿に帰るというのが日課でした。それで500円ちょっとです。最高です。
また、この脇道には、ローカルバーもあります。爆音でヒップホップが流れているのですぐに分かると思います。
ここのバーで知り合ったザンジバルギャルたちと上記Cocobelloに行きました。
ただ、女性分の入場料払わされて、気づいたらいなくなっていましたが...まぁ1人150円ほどなので全然いいんですが、完全にカモにされたのが悲しいですよね...まぁ結果的にシュノーケリングツアーで一緒だったスペイン人たちに出会って楽しめたからいいんですが。
4.SIM情報
●タンザニア本土:大手はVodacomとairtelです。私は、モシの露店でVodacomの4GB1ヶ月を20000Tsh(約1000円)で購入。ただし、完全に騙されました。1.6GBほどでチャージして下さいという表示が出ました。露店では絶対に買わないように!買う場合はパッケージをよく確認してください。パッケージに何も書いていない場合は店員に逐一画面を見せてもらいましょう(ちゃんとした店員は見せながらやります)。露店購入が初めてだったので任せっきりにしてたらやられました...いい教訓になりました。
●ザンジバル:Zntelが大手です。SIM本体が10000Tsh、3GBチャージで8000Tsh。ヌングイでSIM入手可能。
なお、Vodacomはザンジバルでも使えます(3Gになりますが)。逆にZantelもダルエスサラーム で使えます(Zantelはザンジバルでも3Gです)。ただ、ダルエスサラーム 出ると使えませんでした。
5.注意点
●ヌングイにはATMはありません(両替所はあります)ので、ストーンタウンで大目に下ろしてからヌングイに行くことをおすすめします。ただし、ほとんどのホテルやビーチ沿いのバー・レストランでドル払いできます。ドルを結構持ってたので何とかしのげました(といってもヌングイ出るとき1000Tshしか残っていませんでしたが)。
あと、クレジットカードもほぼ使えません。カードOKと書いてある店も聞くと実際には使えないことが多かったです。
●また、ザンジバルにはタンザニア最大手の通信業者Vodacomのショップがありません(SIMは買えない。露店でチャージは買えるが店員がチャージの仕方を知らないことが多いので自分でやるしかない)。