Life is Free〜30歳からの世界一周

2018年4月から西回りで世界一周中。弁護士。30歳を過ぎて夢だった世界一周に行きたい気持ちが大きくなり、「一度きりの人生、やりたいことをやろう‼︎」と思い立ち世界一周へ。世界の絶景の写真や各種情報を発信していく予定です‼︎何かご質問や疑問があればお気軽にコメントください‼︎

ネパール〜インド陸路国境越え【スノウリルート】インド列車のジェネラル席に驚愕‼︎

ルンビニも暑くてひと通りスポット周ったので、インドに移動することにします!

ネパール〜インド間の陸路国境ルートはいくつかありますが、私はバラナシに抜けたかったので、スノウリルートを選びました。

*以下では当時のレート、1ネパールルピー≒1.1円、1インドルピー1.7円で換算しています。

 

ルンビニ〜スノウリ(国境越え)

ルンビニからスノウリ最寄りのバイラワ(Bhairhawa)までは、ローカルバスでRs50・1時間45分ほど、バスを降りるとスノウリ(Sonauli)行きの乗り合いバスが多数声をかけてきますので、心配無用です。価格は忘れましたが、めちゃくちゃ安かったと思います。

スノウリに着くと、ネパール側の国境付近からすでにたくさんのインドのタクシーの客引きが寄ってきます。

とりあえず無視してネパール側のイミグレで出国を済ませます。めっちゃ適当でした。

国境ゲートの横には、金属探知機のゲートおよび手荷物検査の場所があり、長蛇の列が!やれやれと思って並ぼうとすると、軍人に止められ、パスポートチェック。「ジャパン」と答えると、何と手荷物検査も何もなく素通りになりました!ジャパンすげー。

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インド側イミグレは少し国境から歩いたところにあります。

私は声かけてきたタクシーの客引きが案内してくれました。

イミグレに入って「ハロー」と声をかけても係員はパソコンで動画見たまま微動だにしない。聞こえてないのかと思い、今度は大きめの声で「ハロー‼︎」と言うと、めっちゃ嫌そうな顔して入国カードを投げて渡してきた。初っ端から嫌な感じだが、揉めても仕方ないので、淡々と必要事項記入し渡すとすぐにスタンプ押して、また動画見始めた。なんだかな〜。

その後、イミグレにいた男に闇両替所的なところに連れて行かれる(ATMの場所尋ねたらここに連れてこられた)。やたらドルの両替を勧められる。最初はレート悪かったですが、渋っていたらかなり良いレートになったので少額のドルを両替。ただし、ネパールルピーの両替レートはかなり悪かったです。

国境〜Gorakpur

スノウリからはGorakpurまで行き、そこから列車でバラナシまで行く予定。

先ほどのイミグレまで案内してくれた乗り合いタクシーがGorakpurまで仮に1人でもRs500(約800円)だというからまずまずだと思い乗ることに。

しかし、1人でも行くというから乗ったのになかなか出発しない。めっちゃ客探している。全然出発しようとしないから降りようとしたらさすがに出発した。ただ客探しながらなのでめっちゃ低速。

このまま一人で快適と思って助手席くつろいでいたら、いきなり5人乗ってきた。普通のセダンなのでどう考えても乗車人数は5人が限界のところ、7人乗車。後ろは4人として、あと1人どこに乗せるのかと思っていたら、何と運転席と助手席の間に(肘置きとか小物入れのところ)!それもこの車ミッションです。なので、ギアチェンジするたびにその間に座っている男性の股間に運転手の手が当たるという状態。ただこれが普通のことなのか、客も文句を言わずにそのまま発進。シートベルトは当然なしです笑こんなすし詰めの状態で2時間かかってGorakpurに到着。きつかった。

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ただ良かったのは、インドに入った途端、道がしっかり舗装されていて、非常に快適だったということ。ネパールはほぼ未舗装路だったのでちょっとびっくり。

 

Gorakpur〜バラナシ(Varanasi)

とりあえずGorakpur駅にチケットを買いに行くと、そこには無数の人が!インドは人口多いとは知っていたが多すぎる。駅中が人で溢れかえっていて、そこら中で人が寝ている‼︎

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しかし今は切符入手が先決。外国人用のチケットカウンター探すもなし

【重要】Gorakpurには外国人用チケットカウンターありません!

仕方なくローカルに混じって通常カウンターへ。めっちゃ混んでいるし、割り込みも激しい。そして一番腹が立ったのがめっちゃ後ろから押してくる。前に行けという意味らしいが、すでに前のおっさんとの距離は5cmぐらい。これ以上前に行きようがないやろ!

インドでは割り込みが激しいので、その防止策として前の人と密着して待つのがスタンダードらしい。だから少し(数cm)でも空けていると後ろから前に詰めろと怒られてめっちゃ押されます。

汗が滝のように流れる暑さのなか、インド人と体を密着させながら並ぶこと30分。やっと自分の番が!

なお、インドの鉄道はクラスが一番下の2等ジェネラル(自由席、ACなし)から一番上の1C(個室、AC)まで細かく分かれています(値段も一番上と下では10倍ぐらい違う)。よくテレビで見かける人が溢れるように乗っているのは2等ジェネラルです。

つたない英語でバラナシまで3Cのチケット(3段の寝台、AC付き、指定席)を頼むと85INR(約159円)だという。なんか安すぎると思い、AC付きか指定席か聞こうととするも、私の英語があまり上手くないのとカウンターの係員もあまり英語が分からないのとで意思疎通が全然はかれない!そうこうしていると痺れを切らした後ろのおっさんがすでに自分のチケットを頼み始めた。係員もすでにそっちの相手してるし...

チケットを見ても全部ヒンドゥー語で全く読めない。そこで近くの売店の人に聞くと何と2等ジェネラルのチケットだという。やっぱりか。安すぎると思ってん...

本当に嫌だったが、再度、大混雑するチケットの行列に並ぶことに。

さっきと同じ係員。今度はゆっくり大きめの声で「3C」と伝えると「No」との答え。もうAC付きなら何等でもいいと思って「all AC class」と伝えると「No」との答え。んっ?と思っていると、さっきのジェネラルの切符を指差して「Only」と言われた。終わった...

仕方ない。6時間ぐらいだし何とかなるかと思って、ジェネラルに乗ろうと思って、出発の1時間前ぐらいに駅に戻ってきて、ホームを探すが電光掲示板もなくあたりはすべてヒンドゥー語のため理解不能。そこら中の人に聞いて何とかホームが分かってそのホームで待っていたが、10分前になっても来ない。おかしいと思い、売店の兄ちゃんに聞いたら別のホームだった。やられた!急いで歩道橋を走って登ってホームに着いたときにはすでにジェネラルの席は満席。荷台にも人が寝ている。立つ以外に選択はないが6時間立ちっぱなしはキツイ。迷っている間に列車は動き出した。そのまま列車を見送った...

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さてどうするか。今日はGorakpurで泊まって明日の3Cのチケット手配するか...いや、夜行バスがきっとあるはず。

そこで、とりあえず道行く人にバラナシ行きの夜行バスの場所聞いたら優しいお兄さんがリキシャを捕まえてそのリキシャに場所を伝えてくれた。言われるままリキシャ乗ると、リキシャは郊外へ走り出す。一瞬、騙されたかも、と思ったが、リキシャはちゃんとバスの前まで送ってくれた。どこか忘れましたが、郊外道にポツンとバスが何台か止まってました。

ウロウロしていたら金髪美女(あとでアルゼンチン人だと判明)が「バラナシ行きはこのバスだよ」と教えてくれた。そのままそのアルゼンチン女性が自分の隣の席に案内してくれた。言われるままに座る。

このバスは予約が必要だったみたいで、満席になったが、何とか席を確保できた。料金はAC付きでRs500(約800円)。

エアコンは鳥肌立つぐらい強烈で途中の休憩所で長袖・長ズボンに着替える(これはインドのAC付き全体に言えることですが、ACきいているところは凍えるぐらい寒いです)。

午後6時に出発して、バラナシに着いたのが深夜0時過ぎ。

宿のことを全く考えていなかったので、どうしようかと思っていたら、アルゼンチン女性が自分が予約しているゲストハウスでよければ一緒に行こうと言ってくれたので、ついて行くことに。

アルゼンチン女性が予約していたのは安宿の4人部屋のドミで、ちょうど空きが1つあったので泊まることに。

何はともあれ、バラナシに無事着くことができ、宿も確保できたのでよかった。

翌日、アルゼンチン女性はもっと安いゲストハウスが見つかったという理由で移動して行った。私もこのゲストハウスは暑すぎるので日本人がよく利用するという「BABAゲストハウス」に移動することに。

アルゼンチン女性とはここでお別れすることに。別れ際にハグしてほっぺにキスされた。ラテン系はやっぱり最高だな‼︎

上手くいかないことも含めてバラナシまでの道中は面白かった。

 

まとめ

ルンビニ〜バイラワ:ローカルバス。50NER(約55円)、1時間45分

バイラワ〜スノウリ:乗合バス30分ほど(価格忘れました)

スノウリ〜Gorakpur:乗合タクシー。500INR(約800円)、2時間

Gorakpur〜バラナシ:夜行バス。500INR(約800円)、6時間