Life is Free〜30歳からの世界一周

2018年4月から西回りで世界一周中。弁護士。30歳を過ぎて夢だった世界一周に行きたい気持ちが大きくなり、「一度きりの人生、やりたいことをやろう‼︎」と思い立ち世界一周へ。世界の絶景の写真や各種情報を発信していく予定です‼︎何かご質問や疑問があればお気軽にコメントください‼︎

インド(1)バラナシ(Varanasi)〜嫌いになってまた行きたくなる混沌の街

初めてのインドで最初の地がバラナシ。

強烈でした。ヒンドゥー教の聖地だけあって、とにかく道という道に牛がいて、そして牛の糞が落ちてます。そのせいで酷い糞尿の匂いが街全体を覆っています。ハエも異常に多いです。路地が多く、道も細いのでほぼ踏まずに歩くことは不可能です(住民が水まいて糞を広げているので笑)。

 

そして、ウザい客引きが多い‼︎ガート沿いを数メートル歩けば流ちょうな日本語で話しかけてきます。内容はボートの勧誘とハッパ(大麻)を買わないかというものが多いです。勝手にガイドし始めて最後にチップ請求してくるパターンもありました。あとは、勝手に肩揉んできて最後に金を請求してくるパターンもあります。とにかくあの手この手で金を取ろうとしてきます。3日目あたりからは「ノーサンキュー」というのすらうっとおしくなって無視していました。

特にボートに関しては、ほぼ100%ぼってきます。地球の歩き方の欄外に小さく相場載っていますので見てから交渉しましょう(地球の歩き方にはRs300と書かれています)。ゲストハウスも信用してはいけません。事実、私はババゲストハウスに紹介されたボートマンに料金聞いたらRs500と言われました。なお、現地で知り合った人に聞くとRs100ぐらいでも乗れるらしいです。その人はRs100でも高いと言っていましたが...

 

それと大きい方の火葬場(Manikarnika Ghat)ではほぼ100%自称ボランティアが勝手にガイドしてきます。

手口は写真を撮っていると、ここは写真禁止だと注意してきた後、写真撮影可能な場所を教えると言いつつ勝手にガイドを始め、自分は貧しい子どもたちのためにお金を集めている、いくらでもいいので最後に善意の寄付をくれと言ってきます。

私は、試しに最後までガイドさせて30ルピーだけ渡しました。すると、これでは貧しい子どもたちを救えない、最低1000ルピーは払えと高圧的に言ってきたので、「寄付でしょ?」と強く言い返すと、舌打ちして去っていきました。女性の一人とかだと怖いかもしれませんので、大きい方の火葬場には近寄らない方がいいかもしれません。小さい火葬場(harishchandra Ghat)にはそういう自称ボランティアは居なくて十分見応えあるのでおすすめです。

 

とにかく臭くてうるさくてウザいインド人ばっかりでしたが、インドを1ヶ月旅した後の今、もう一度どこに行きたいかと聞かれた場合「バラナシ」と答えると思います。なぜかは明確に答えられないのですが、何ともいえない魅力というか、あの混沌さがもっともインドらしく時おり懐かしくなります。

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*以下の場所はすべてMaps.meで検索可能

1.おすすめスポット

何と言ってもガート‼︎

①夜のガート

●Dasaswamedh Ghat:毎日セレモニー(お祈り)が盛大に行われています。最初見たときは今日がなにかのお祭りかと思ったら毎日やっていると聞いて驚きました。とにかく人が多くて、セレモニー後は多くの人がガンガーで沐浴してお祈りを捧げている姿は神聖な雰囲気です。

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●harishchandra Ghat:夜も火葬しています。夜の方が静かでより神聖な雰囲気ですのでおすすめです。

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●Dasaswamedh Ghatとharishchandra Ghatの間のガートでは、インド舞踊などがやっていたりと楽しいです。

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②朝のガート

朝も多くの人が沐浴して、洗濯をしています。私は夜の方が好きですが、朝も朝で雰囲気あって良い感じです。

 

③ヴィシュワナート寺院(Vishwanath Temple)
巡礼者が長蛇の列を作っていますが、外国人は別枠で並ばずに入れます。ただし、いくつかある入口のうち外国人用は決まっていて、かなりぐるっと回されます。警官の数が異常に多いです。そしてパスポートとお布施のお金以外は何も持ち込めません。時計もネックレスも預けろと言われました。靴も脱いでいかなければなりません。入口付近にロッカーが多数ありますので荷物を持って行っても大丈夫です。
入れる部分は僅かですが、額に印をしてくれますので、良い記念になると思います。

 

なお、私が行った時期(5月)はインドの暑季(夏)にあたり日中の暑さは尋常ではなかったので、昼間はゲストハウスで昼寝するか、カフェとかでダラダラしていました(ただしバラナシにはエアコン効いている店はありませんので店入ってもむし暑いですが...)。

結局、朝ガート沿いぶらついて、昼間寝て、夕方頃からまたガート沿いをぶらついてということしかしていない...それで3日もったのだからやっぱりバラナシのガートは魔力を秘めています。

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2.レストラン・スイーツ情報

日本食「Megu Cafe」:クオリティはそこまで高くありませんが、日本食に飢えている場合はGoodです。少し入り組んだところにありますが、近くに行けば看板が出ているので迷わないと思います(Maps.meで検索可能)
②ベジカリー「Keshari」:インドカリーにしてはそこそこ高いです。その代わり、店内は小綺麗で客層も富裕層っぽい人が多いです。ベジオンリーです。
③ラッシー「Blue Lassi Shop」:メグカフェの近くにあります(こちらもMaps.meで検索可能)。インドのラッシーはジュースというよりほぼスイーツ(ヨーグルトっぽい)です。目の前でラッシー作ってくれるので見てるだけでも面白いです。また、ラッシーの皿は陶器なのですが、使い捨てで、食べ終わったら陶器ごとゴミ箱に捨てて割るというシステムです笑(陶芸家みたい)

3.宿情報

①ラヴィバラナシ:アルゼンチン女性について行って初日泊まった。ドミは4人部屋で扇風機1つ。めちゃくちゃ暑い。ドミ1泊Rs300

ババゲストハウス:日本人がよく利用するらしい。しかし私が行ったときは日本人おろか他に客は1人もいない状態で2日目に1泊だけドミに日本人が来た以外ずっとドミ貸切状態でした。ドミは4人部屋で各ベッドに扇風機ついてます。Rs300。ゲストハウス内は全体的に綺麗でそれが気に入ってずっといました。また、屋上からガンガーが見えて特にサンセットが綺麗です。

なお、2日目に来た日本人はルドラ(ババから徒歩圏内)というところに移って行ったのですが、その方に用事があったのでルドラに行くとめっちゃ日本人いました。今や日本人宿はルドラのようです(ルドラのオーナーは日本人でした)。

他にもサンタナや久美子ハウスなど日本人宿として有名な宿がバラナシにはたくさんありますが、行っていないので詳細は分かりません。

ババが気に入ってずっといたので。

ただ、ババはオーナー一家の家の空き部屋を貸しているスタイルなのでオーナー家族にめっちゃ会います。家庭教師が来て子どもが勉強している横で地球の歩き方読んだりしていまし。あと、チェックアウト後にシャワー浴びに行ったら客がいなくなったと思ったのかめっちゃ部屋からSEXの声が聞こえてきて気まずかったです笑ホームステイ感覚なのでそれが気になる人には向かないかもしれません。

【ババの屋上からの眺め】

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