タンザニア〜マラウイ国境越え(タンザン鉄道でムベヤ経由)〜3等から2等への繰り上げ成功‼︎闇両替に騙される‼︎
タンザニアとザンビアを国境をまたいで結ぶタンザン鉄道なるものが存在するらしい。このタンザン鉄道に乗ってタンザニア〜ザンビア間を移動するのがアフリカ縦断のバックパッカーの王道コースらしい...せっかくなので私もタンザン鉄道でタンザニアからザンビアに抜けよう!と思っていました。
ただ、このタンザン鉄道の1等(2段ベッド4名個室)・2等寝台(3段ベッド6名個室)は人気が高いらしく直前だとチケットが取れないらしい...(他に3等座席もありますが、こちらは地元民御用達でカオスになるとか...できれば避けたい...)
そこで、ザンジバル島に行く前に予約しようと思ったのですが、ダルエスサラーム に着いたのが土曜日。土日はタンザン鉄道予約オフィスは休み...
そこで、ザンジバル島から帰ってきた日(木曜)にオフィス行って、1等・2等寝台が取れればザンビアまで、3等(座席)しか取れなかったら国境手前の町ムベヤで降りてマラウイに行こうと予定変更。
(以下では、1タンザニアシリング(Tsh1)≒0.05円、1マラウイクワンチャ(MK1)≒0.15円で換算しています)
1.タンザン鉄道予約
ザンジバル島でリゾートを楽しみ、ダルエスサラーム に帰ってきて、その足でタザラ駅のオフィスに直行。
*タンザン鉄道が出発するダルエスサラーム 駅(タザラ駅。ダルエスサラーム 駅では通じないので注意!)は市内から少し離れています。「Mnazi Mmoja」というバス停(Maps.meで検索可能)からタザラ駅行きのミニバスが出ています(駅の近くで降ります)。それかUberでも行けます。ダルエスサラーム ではタクシー強盗が多いため、絶対にタクシーを利用してはならないというのが常識ですが、Uberなら運転手の個人情報付きなので大丈夫だと思います(私も利用しましたが普通でした)。Uberのおかげでダルエスサラーム でもタクシー移動ができるようになりましたね〜
【料金】ミニバス(市内〜タザラ駅)400Tsh(約20円)
Uber(市内〜タザラ駅)8000Tsh(約400円)
係員に次の日(金曜)のチケットを確認すると、「1等、2等はフルだね。3等なら空いてるよ」の一言。
はい、マラウイ行き決定。
というわけで、ムベヤまでの3等座席のチケットを購入。
【料金】ムベヤまで3等で36500Tsh(約1800円)
帰り際に、係員が「最初の駅で人が降りるから寝るスペース見つけろ」との助言。本当かよ...
2.ダルエスサラーム 〜ムベヤ(Mbeya)
当日は、15:50出発予定とのことで2時間前にはタザラ駅に到着。
15:00に乗車開始。
事前情報では、3等はインドのジェネラル席のような状態で遅れると荷物置き場所がない、通路も人で溢れているとのことだったので、一番乗りで乗車して荷物を荷台に。
しかし、実際は、思っていたよりも綺麗で、通路には荷物もないですし、人も座ってませんでした(そもそもチケットない人は駅に入れないシステムでした)。
ただ、リクライニングはできないので、座席は直角。これで24時間はキツイ...
そして、出発が遅れることで有名なタンザン鉄道ですが、何と予定時刻ぴったしに出発‼︎まるで日本の電車のようだ。
最初は車内を探索したり、景色を満喫したりしていましたが、すぐに飽きてあとはひたすら動画を見ていました。
いつになったら最初の駅に着くのかと思っていたら午後8時半頃に最初の駅のKisaki駅に到着。とりあえず降りて一服。
最初の駅に着いたが、どうやって1等や2等に移るのか?と悩んでいると、少し前の方に座っていた欧米人の老夫婦が荷物をまとめている。話を聞くと係員が声をかけてきて追加料金払って2等に移ることになったとか。私にはそんな掛け声一切なかったけど‼︎
しかし、希望が見えたので、とりあえず2等の車両に行ってみることに。ウロウロしましたが、誰も一向に声をかけてこない。そこで、とりあえずそこら辺にいたスタッフに2等に移りたいことを伝えると、責任者っぽい人のところに連れて行かれ、追加料金払って2等に移動できた!タザラ駅のチケットオフィスのおじさんが言ってたことは本当だったんだ。2等は3段(6人部屋)の寝台ですが、足を伸ばせるので全然快適でした。
それにムベヤに着く頃には同室の人はほとんどいなくなっていて、最終的にはほぼ個室状態でした。
ムベヤに着いたのは翌日の14:50、23時間で着きました。こちらもムベヤまで1日と聞いていたので予定どおり。
外は晴天で車窓からの眺めも最高でした‼︎
3.ムベヤ〜マラウイボーダー
駅から出ると、すぐにボーダー行きのダンダラの客引きが押し寄せてきます。事前情報で5000〜6000Tshが定価と知っていたので、値段を確認すると、最初から6000Tshの提示。全然ぼってこない!
私が乗ったときは空いていたのですが、次々と乗ってきて、最終的には私の膝の上に知らない子どもが乗っているという状況笑
隣にお母さんが座ってたのですが、お母さんも赤ちゃんを抱えており、他の子どもたちもそれぞれ違うオッさんの膝の上に。これがアフリカスタイルです。
結構重たい。ちょっとどいてもらおうかと思ったら、子ども寝てる‼︎
もう我慢するしかない...そんな状態で2時間半後、ようやくボーダーの町Kasumuluに到着。ちょうど午後6時頃。
4.ボーダー越え
国境は6時で閉まるとの情報得ていたので、とりあえず今日は国境付近に泊まって、明日朝一で国境を越えようと考え、できるだけ国境に近い安宿を探して国境間際まで行ったら、案の定、闇両替の男が。
無視しようと思ったら、悪魔のささやきが。
「まだボーダーは開いているよ。急げばカロンガまで今日中に行けるよ」
えっ⁉︎半信半疑でイミグレに行くと本当に開いていた。その流れでタンザニアを出国してしまった。
5.闇両替の手口
イミグレを出ると闇両替の男が待っていた。
「マラウイに行くならクワンチャが絶対必要!あと、マラウイのイミグレがあと15分ほどで閉まるから急がないと!」
なんかまんまとハメられた感じだが、もう出国してしまったので、マラウイに入国するしかない。男が提示してきたレートはほぼアプリの公定レートどおりだったので応じることに(44000Tshの両替。公定レートなら14000MKのはず)。
しかし、男が最初渡してきたのは10000MKのみ。
この急いでいるときに姑息な真似を。抗議するがしらばっくれる。そこで、通貨アプリ見せて電卓叩いて見せると、渋々残りを渡してきた。
この時、抗議して渡してきたのであまり中身を精査せずにそのまま受け取って、男と別れて、走ってマラウイのイミグレへ急ぐ。審査を待っている間に先ほど男が渡してきた残りを確認すると50MK札8枚で400MKしかなかった。やられた!
気づいたときには後の祭り。
やっぱり、焦るとろくなことはない。予定どおりボーダー渡るのは明日にすればよかった...などと後悔した。やられたのは500円程度にとどまったが、明確に騙されたのが悔しかった。
なお、マラウイ側には公式の両替所もありますし、ATMもありますので、タンザニア側の闇両替は利用しないように‼︎
あと、実はタンザニアとマラウイは時差が1時間あるので、もう午後6時過ぎたと思っていたのはタンザニア時間でマラウイ時間ではまだ午後5時だったということも後で分かりました。
6.ボーダー〜カロンガ
マラウイのイミグレ出た時にはすでに外は真っ暗。カロンガまで行く予定だが、宿やレストランは開いているのか不安になる。
イミグレ出た外(大型のバスなどが泊まっているさらに奥です)にはシェアタクシーが何台か停まっていました。1500MKでカロンガまで行くというので乗ることに。
マラウイの道はタンザニアと打って変わって、ボーダーからカロンガまでは砂利道の未舗装路が続く。
街灯もなし。前の車が走っているとその土煙で前がまったく見えない状態(濃霧のときと同じような視界)。にもかかわらずタクシーは80kmぐらいで飛ばしている。マジで恐怖を覚えた。
そして無灯火の自転車や人が突如道路を横断していたり、牛がいたりする。街灯がないため、車のライトで分かった瞬間にギリギリ避ける感じ。
それも運転手の兄ちゃんは携帯はいじるわ、後ろ向きながら客と話すわと日本じゃ考えられない...
途中2〜3回、警察の検問がありました。
運転手が検問手前で車から降りてトランクを開けるので、何かマズイものでも入れていたのかと思ったら何と人が降りてきた‼︎トランクに人が乗っていたの⁉︎
運転手は何事もなかったように検問へ。いや、がっつり警官に見られてますけど...
ただ、警官はそのことには一切触れず、むしろ私のパスポート確認して色々質問してきた。いやもっと突っ込むところあるでしょ!
そんな道のりを1時間半ぐらい走ってカロンガ到着。
7.カロンガ(Karonga)
カロンガは思っていたよりも田舎。街灯もなく街全体が暗い。
同じシェアタクシーにカロンガのバス会社の人間が乗っていて、安宿やレストラン、ATMの場所を教えてもらった。もちろんうちのバスを使ってくれと勧誘されたが。
教えてもらった安宿(スーパーマーケットの横)は物置小屋みたいなボロ屋は、1500MK(約230円)と破格の安さだったが、Wi-Fiなし、コンセントなし、シャワーは水のみ、トイレはぼっとん。
カロンガは夜は結構涼しいのでとてもじゃないけど水シャワーは無理だと断念。
なお、蚊がめっちゃ入ってくるので見たら窓がない。網があるだけ。一応蚊帳はあるけど。
安宿近くのレストラン&バーは薄暗く、メニューがビーフ&ライスとチキン&ライスの2択のみ。なぜかビーフの方が安かったため、頼んだらこれが日本のビーフシチューそっくりで結構美味しかったです(約150円)。ビールも100円ほどと安い。
飯後にATMに行きましたが、ATMはしっかりしていて、1万円分(6万MK)下ろせました。ただ、最高紙幣が2000MKのようで1万円分下ろしたらすごい分厚さになったので注意です!
スーパーも20:00前には閉まっていたし、21:00前に食事終えて外出たら誰も歩いていない。まるで深夜のような雰囲気でした。ただ治安は悪くなさそうでした。
何はともあれ無事マラウイに入国し、宿も確保できたので良かった〜
最後の最後でタンザニアの闇両替に騙されてちょっと嫌な思いをしたけど、タンザニアは想像していたよりもずっと人が暖かくて治安も悪くなかった印象です!イメージと実際は違うもんですね〜
タンザニア(3)「ザンジバル島」〜アフリカの楽園に行ってきた‼︎
当初行く予定はなかったのですが(最近予定外の行き先が増えてる気が...)、知り合った旅人の人たちが皆、ザンジバル島に行くと言うので、そんなに良いところなのかと思い、ちょっくら行ってきました。
7/14〜18の5日間ザンジバル島に滞在し、ストーンタウン(Stone Town)とヌングイ(Nungwi)に行ってきました!
(以下では当時のレート:1Tsh≒0.05円で換算してます)
1.アクセス
(1)ダルエスサラーム 〜ストーンタウン
①方法1:フェリー
AZAM(キリマンジャロフェリー)とフライングホースの2社が運行しています。しかし、2018年7月14日時点ではフライングホース運休中でAZAM一択でした。
⚫︎AZAM
【料金】エコノミー35USD
【所要時間】1時間半〜2時間
なお、シリング払い、カード払いもできます。但し、キャッシュUSD払いが一番レート良かったです。シリング払いだと85000Tsh(当時のレート約37USD)、カード払いだと90000Tsh。
【出発時間】7:00/9:30/12:30/14:15/16:00
⚫︎フライングホース
【料金】VIP20USD(外国人はVIPのみらしい)
【所要時間】3時間半
【出発時間】12:00
⚫︎フェリー乗り場
Maps.meですぐ出てきます。日本人に有名なエコノロッジ、サファリインなどから徒歩15分ほどと近いです。
*注)私が行った時期は上記のとおりAZM一択であったことと金曜であったことからか、12:30の便を当日の午前に予約しに行ったら16:00の便しかないと言われました。早めの予約をおすすめします。
あと、高速船のためかかなり揺れます。普段乗り物酔いしない私も若干気持ち悪くなりました。
②方法2:飛行機
【料金】スカイスキャナーで3300円ほどからあります。フェリーより安くて速いので帰りは飛行機にしました。
【所要時間】25分
【アクセス】
A)ストーンタウン空港:市内からダラダラで15分ほど。300Tsh(約15円)。
注)空港行きのダラダラ乗り場はヌングイ行きのダラダラ乗り場とは別の場所です(ヌングイ行きダラダラ乗り場から南下し、公園がある道を東に曲がり少し歩くとダラダラ乗り場があります(505番))。分からなければ手当たりしだい聞くことをおすすめします。皆チップなしでしっかり教えてくれます。
B)ダルエスサラーム 空港:空港から出て公道を少し東(ダル方向)に行くとダラダラ乗り場があります(NMB銀行より西です。人が大勢いるのですぐ分かります)。市内まで30分ほど。500Tsh。Uberの場合15000Tshほどです。
安さ・速さ以外にも飛行機はプライベートジェットみたいな大きさで機内からのザンジバル島周辺のサンゴ礁は絶景なので乗って見る価値あります‼︎
(2)ストーンタウン〜ヌングイ
【乗り場】(Maps.meで検索可能)
ストーンタウン:マーケット付近
ヌングイ:ヌングイ終点。ただし、ヌングイからストーンタウンの道は一本道のため終点まで行かなくても大通りで待っていればダラダラが通るので手を挙げれば途中から乗れます。
【所要時間】ダラダラで1時間半〜2時間ほど
【料金】2000Tsh。他の方のブログでは荷物代を請求されたなどの記載もありましたが行き帰り乗りましたが一度も請求されませんでした。
とにかくこれでもかというぐらい乗ってきます。隣のおじさんの肘が常に脇腹にささった状態で1時間半...きつかった。
あと、前のおじさんの体が半分以上座席からはみ出ているのでよほど肥えているのかと思ったら、バスが園児用でした笑そらおじさんはみ出すわ!
ダラダラはほぼすべて日本の中古車です。ダラダラはマイクロバスなのでスクールバスの中古が多いですね。
(3)ストーンタウン探索
レンタル自転車、レンタルバイクやタクシー何でもあります。ただし、主要なところはすべて徒歩圏内です。
(4)ヌングイ探索
自転車をレンタルしている店ありませんでした。ビーチから離れたホテルでは無料で貸し出しているところもあるようです。ただし、ヌングイも西側のビーチから東側のビーチまで全部歩いても1時間ほどです。
2.おすすめスポット・アクティビティ
ストーンタウンもヌングイも町が小さいので、町全体を周れますので、おすすめスポットというまでもないですが...
(1)ストーンタウン
①「ザンジバルドア」探索!
ザンジバルでは権力の証として玄関ドアにこだわるのだとか(ストーンタウンのみですが...)。各家によってデザインや紋章、色が違いますので、そういった観点で町を探索すると宝探しみたいで楽しいですよ!
②奴隷市場・大聖堂
一応一番有名なので行きました。ただ、奴隷市場は建物内に英語の説明・写真のパネルが並んでいるだけで、大聖堂も規模も小さく他の国の教会に比べると見劣りします。これで11500Tsh(約550円)はちょっと高い。
③夜の「Forodhani広場」
屋台がたくさん出ていて人も大勢いてお祭りみたいです。ただし、屋台は割高であまり美味しくありません(特にシーフードは高い上に硬くて不味い。ザンジバルピザもヌングイの方が安くて美味しい)。ザンジバルピザ屋台の前のケパブサンドがそこそこ安くて(3500Tsh)美味しかったです。
ストーンタウンは小さい町で見どころは集中しているので、半日あれば十分全部回れます。ただし、路地が迷路のように入り組んでいるので、地図なしでアトラクション感覚で路地に入って行くと結構時間潰せます。なお、治安は良いので路地を一人で歩いても大丈夫です(夜は知りませんが)。
(2)ヌングイ
①ビーチ沿い探索
ビーチは綺麗なのですが、遠浅で、サンゴや貝がらがそこら中に落ちているので泳ぐのには適していません。泳いでいる人もほとんどいませんでした(泳ぐなら水かさが増す夕方付近)。ほとんどの観光客はビーチやビーチ沿いのバーでゆっくりするという感じです。私も少し水辺でぱちゃぱちゃした後はずっとビーチでダラダラしていました。特に夕方は暑くも寒くもなく、夕日も綺麗なので、Goodです!
もっとも、一番西側のビーチはめちゃくちゃ混雑しているので避けた方がいいかもしれません。ただ、ビーチマサイのマサイジャンプとか見れたりしますけど...
ビーチにはたくさんのマサイ族がいます。服装は完全マサイですが、サングラスしたりお洒落なサンダル履いたりとかなり垢抜けてます。
②ダイビング・シュノーケリング
当初はダイビングをしたくてヌングイに行ったのですが、2ダイブ140USDだったので高すぎてやめました。エジプトの安さが懐かしい...(ダハブが2ダイブ50USD、高級リゾートのシャルムシェイクでも2ダイブ90USD)
その代わりにヌングイで一番綺麗だと有名なMenemba島付近に行くシュノーケリングツアーもやっているのでそちらに参加してきました。
私は宿(Makofi)で申し込んで20USDでした。他の参加者は当日35000Tsh(約1800円)を払っていたのでビーチ沿いの店で直接申し込めば若干安いです。
シュノーケリングツアー内容は、9時出発、ボートで2〜3時間かけてMenemba島の周辺で30分ほどシュノーケリングして、対岸のビーチでランチして、16:00頃に帰ってくるというものです。ほとんど移動で、シュノーケリングの時間が短いですが、そこまでサンゴ礁が広がっているというわけでもないので、30分で十分でした。
③バギー
時間の都合でやらなかったのですが、「Choro Bar」(Maps.me検索可能)というところで申し込めます。朝の9時と午後2時スタートが選べるようです。バギーから帰ってきた人を見てやればよかったかなと少し後悔しました。なお、やってないので価格不明です。
④ディスコクラブ「Cocobello」(Maps.meで検索可能)
毎週水曜と日曜開催。欧米人多めですが、ドレッドヘアの地元のギャルもたくさんいます。曲はレゲエ中心でたまにEDMが流れます。
料金は水曜が3000Tsh、日曜が5000Tshです。
私は水曜に行ったのですが、深夜過ぎたあたりでフロアの埋まり具合が7〜8割といったところでしょうか。日曜の方がビッグパーティでフロアもアウトサイドもいっぱいになるらしいです。ラリってる風のやつもいたので女性一人は避けた方がいいかもしれません。
なお、クラブでなくても、バーなどで夜遅くまで大音量でヒップホップやEDMの音楽鳴らしてます。
⑤星空
ヌングイには街灯がありません。なのでめちゃくちゃ星が綺麗に見られます。そして停電も多いです。停電の日は辺り一面真っ暗でプラネタリウムのようです。
3.宿・レストラン情報
ザンジバルの宿はとにかく高いです!
(以下はすべてMaps.meで検索可能)
(1)ストーンタウン
①宿「Ten To Ten」:日本人経営(ただしオーナーは在中しておらず、日本人宿というわけでもないので基本すべて英語表記です)。ドミがAC付きで40000Tsh(約2000円)。ドミにしては少し高いですが、宿は全体的に掃除が行き届いている感じで非常に綺麗です。シャワーの水圧も強くてホットシャワーも熱めです。ドミは日本のカプセルホテルに似ています。欧米人に人気で結構埋まっていました。
ただ、クラブが近くにあるのか、深夜まで結構大きな音が聴こえてきたこと、ACが効き過ぎていて夜は寒いぐらいだったこと、下や横の人の振動がモロに伝わってくるのがマイナス面でした。
Wi-Fiは強いときは非常に強いのですが、突如きれたりと安定していなかったです。
②レストラン日本食「政」:少し高いですがめちゃくちゃ美味しいです。親子丼を食べたのですが、日本で食べるより美味しかったです!それもそのはず。よくあるエセ日本食レストランとは違い、オーナー(日本人)自ら調理してくれています。日本食から遠ざかっている長期旅行者には涙ものですよ。
(2)ヌングイ
①宿
●「Magharibi House」
ヌングイ1日目宿泊。ここのテントをBokking.comで予約。テントというよりロッジでしたが、電気がありませんでした当然コンセントもなし)。トイレ・シャワーも共同でしたが、こちらも電気なし。シャワーは水のみ。Wi-Fiはめちゃくちゃ弱い。敷地内野犬が多く、夜にトイレに行くのが恐怖でした。booking .comの口コミでは朝食が素晴らしいとありましたが、普通です。総合的にまったくおすすめできません。
●「Makofi Guest House」
ヌングイ2〜3日目宿泊(1泊目がダブル、2泊目がドミ)。ダブル(トイレ・シャワー共同)が40USD、ドミが20USDです。リゾート地っぽい雰囲気で、かなりお洒落です。掃除が行き届いていてトイレやシャワールームもかなり綺麗です。朝食もMagharibiより豪華です。ビーチにもかなり近いです。
そのお洒落さと綺麗さが気に入って連泊してしまいました。
ただし、常に満室だった(長期滞在が多い)ので、予約必須です。
Wi-Fiも結構強めです。
ただし、夜遅くまで(夜11時で止まる)フロントで音楽を鳴らしているのでうるさいのが嫌な人は止めておいた方がいいかもしれません。
珍しくドミもあり、ドミならそこまで高くないので、総合的には結構おすすめです!
なお、他ブログで見かけた「スワヒリロッジ」「マゴンゴロゲストハウス」にも価格調査に行きましたが、スワヒリロッジはかなり辺ぴなところにあり、かつ言い値が35USDだったので速攻でやめました。マゴンゴロは言い値が20USDでした。多少迷いましたがMakofi気に入っていたのでやめました。両方、他ブログを見ていると交渉次第で下げられるようですが、交渉が面倒臭かったので交渉していません。
②レストラン
「Almanna」
ヌングイのダラダラ乗り場付近のローカル食堂です。ビーチ沿いにもお洒落なレストランはたくさんありますがかなり高いです。それに比べてここは腹一杯食べても300円ほどと安いです。何と言ってもここのザンジバルピザがめちゃくちゃ美味しくて安いです(3000tsh)。ザンジバルピザにハマって3日連続で通いました。
あとは、メイン道路からトラベラーズロッジやMakofiに行く道(バイクタクシーがたくさん停まっているところ)に入ってすぐのところに果物のバラ売り屋があります。パイナップル、グレープフルーツ、スイカなどが一切れ200Tshで食べられます(特にパイナップルが甘くて美味しい)。
この脇道には酒屋もあり、ビールはどれでも3500Tshです。
Almannaでザンジバルピザ食べて、帰りにデザートとして果物屋でパイナップル5切れほど食べてビール買って、星空見ながら宿に帰るというのが日課でした。それで500円ちょっとです。最高です。
また、この脇道には、ローカルバーもあります。爆音でヒップホップが流れているのですぐに分かると思います。
ここのバーで知り合ったザンジバルギャルたちと上記Cocobelloに行きました。
ただ、女性分の入場料払わされて、気づいたらいなくなっていましたが...まぁ1人150円ほどなので全然いいんですが、完全にカモにされたのが悲しいですよね...まぁ結果的にシュノーケリングツアーで一緒だったスペイン人たちに出会って楽しめたからいいんですが。
4.SIM情報
●タンザニア本土:大手はVodacomとairtelです。私は、モシの露店でVodacomの4GB1ヶ月を20000Tsh(約1000円)で購入。ただし、完全に騙されました。1.6GBほどでチャージして下さいという表示が出ました。露店では絶対に買わないように!買う場合はパッケージをよく確認してください。パッケージに何も書いていない場合は店員に逐一画面を見せてもらいましょう(ちゃんとした店員は見せながらやります)。露店購入が初めてだったので任せっきりにしてたらやられました...いい教訓になりました。
●ザンジバル:Zntelが大手です。SIM本体が10000Tsh、3GBチャージで8000Tsh。ヌングイでSIM入手可能。
なお、Vodacomはザンジバルでも使えます(3Gになりますが)。逆にZantelもダルエスサラーム で使えます(Zantelはザンジバルでも3Gです)。ただ、ダルエスサラーム 出ると使えませんでした。
5.注意点
●ヌングイにはATMはありません(両替所はあります)ので、ストーンタウンで大目に下ろしてからヌングイに行くことをおすすめします。ただし、ほとんどのホテルやビーチ沿いのバー・レストランでドル払いできます。ドルを結構持ってたので何とかしのげました(といってもヌングイ出るとき1000Tshしか残っていませんでしたが)。
あと、クレジットカードもほぼ使えません。カードOKと書いてある店も聞くと実際には使えないことが多かったです。
●また、ザンジバルにはタンザニア最大手の通信業者Vodacomのショップがありません(SIMは買えない。露店でチャージは買えるが店員がチャージの仕方を知らないことが多いので自分でやるしかない)。
タンザニア(2)ダルエスサラーム 〜ナイロビを凌ぐ犯罪都市とのことで気を引き締めてましたが...
モシではホットスプリングではしゃいでのんびりできたので、次の目的地のダルエスサラーム に向かいます。
ダルエスサラーム はナイロビをも凌ぐ犯罪都市らしく実際に旅人が被害にあっているとの情報を得ていたので気を引き締めて。
(以下では、1Tsh≒0.05円で換算しています)
1.アクセス
⚫︎モシ〜ダルエスサラーム (バス)
泊まっていた「キリマンジャロ・バックパッカーズ」で安くでバスチケットが手配できると聞いたのでお願いすることに。
スタッフから手渡されたチケットは「MACHAME」というバス会社。
6:30出発ということで、6時頃宿を出る。外はまだ真っ暗でしたが、人もそこそこ歩いており、危険性は全然感じませんでした。モシは治安良かったですね〜
バスターミナルに着くと、チケットを手配したという男が現れ、予定していたMACHAMEのバスは故障したから全く同じスペックの他のバスに変更になったなどと言われ、別のバスへ。結果的に普通のバスでちゃんと午後4時半頃にダルエスサラーム に着いたので良かったが、なんだかな〜
【料金】28500Tsh(約1400円)
【所要時間】10時間(1回昼休憩あり)
⚫︎ダルエスサラーム BT〜宿
ダルエスサラーム では「エコノロッジ」と「サファリイン」というところが良いと情報を得ていたので、とりあえずエコノロッジに向かうことに(両方すぐ近くにかたまっています。Maps.me検索可能)。
長距離バスが到着する「Ubungoバスターミナル」は市内から結構離れていますが、市内行きのバスが出ています。歩道橋を渡ったところにバス停があります。この歩道橋を渡るのにお金を取られるとブログ等では書いてありましたが特にお金を請求されたりはしませんでした!
エコノロッジ及びサファリインの最寄りバス停は「Kisutu」というところです。料金は650Tsh(約30円)で、乗るバスは001番です。係員に聞けば教えてくれます。
この市バスは電車のように専用の優先道が用意されているので信号や渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに目的地に到着しました。
バス停からエコノロッジまでは徒歩1分ほどの距離です。
2.治安
かなり悪評が高いですが、宿周辺に限って言えば、夜9時頃でも外は多くの人が歩いており、明るく、店の前には警備員も居るので、危険性を感じることはありませんでした。
タンザニアはダルエスサラーム の治安の悪さのせいでイメージが悪いです(私も行くまではあまり良い印象持ってませんでした)が、個人的にはアフリカで一番人が良いと感じたのはタンザニアです。ボッタクリもないですし、道聞けば親切に教えてくれますし、皆笑顔で対応してくれたのがタンザニアでした。
やっぱり実際に行ってみないと分からないことは多いですね!
3.宿・レストラン情報
(1)宿情報
上記のとおり、「エコノロッジ(Econo Lodge)」と「サファリイン」が有名です。
エコノロッジの方が評判高かったので、私はエコノロッジに泊まりました。
【料金】ツイン(ファン)35000Tsh(約1750円)
部屋は広くて綺麗でした。朝食も付いてますが結構豪華です!
料金表載せておきます。
(2)レストラン情報
宿の近くに「Ten To Ten」というカレー屋があります(Maps.me検索可能)。ネットで評判良かったので行ってみましたが、本当に最高に美味しいです‼︎これは絶対に行った方がいいです。ただし、木曜日は休みのようなので要注意です。
4.ザンジバル島への行き方
詳しくは次のザンジバル編参照。
(1)フェリー
フェリーは、AZAM(キリマンジャロフェリー)とフライングホースの2社が運行しています。しかし、2018年7月14日時点ではフライングホース運休中でAZAM一択でした。
【料金・時間】
AZAM:エコノミー35USD/1時間半〜2時間。なお、シリング払い、カード払いもできます。但し、キャッシュUSD払いが一番レート良かったです。シリング払いだと85000Tsh(当時のレート約37USD)、カード払いだと90000USD。
フライングホース:VIP20USD(外国人はVIPのみらしい)/3時間半
【フェリー乗り場】
Maps.meですぐ出てきます。日本人に有名なエコノロッジ、サファリインなどから徒歩15分ほどと近いです。
(2)飛行機
【料金】スカイスキャナーで3300円ほどからあります。フェリーより安くて速いので帰りは飛行機にしました。
【所要時間】25分
【アクセス】
A)ストーンタウン空港:市内からダラダラで15分ほど。300Tsh(約15円)。
注)空港行きのダラダラ乗り場はヌングイ行きのダラダラ乗り場とは別の場所です(ヌングイ行きダラダラ乗り場から南下し、公園がある道を東に曲がり少し歩くとダラダラ乗り場があります(505番))。分からなければ手当たりしだい聞くことをおすすめします。皆チップなしでしっかり教えてくれます。
B)ダルエスサラーム 空港:空港から出て公道を少し東(ダル方向)に行くとダラダラ乗り場があります(NMB銀行より西です。人が大勢いるのですぐ分かります)。市内まで30分ほど。500Tsh。Uberの場合15000Tshほどです。
安さ・速さ以外にも飛行機はプライベートジェットみたいな大きさで機内からのザンジバル島周辺のサンゴ礁は絶景なので乗って見る価値あります‼︎
4.タンザン鉄道
タンザニア とザンビア間を国境をまたいで走るタンザン鉄道というのがあります。これに乗って国境を越えるのがアフリカ縦断のバックパッカーの王道ルートらしい。
せっかくなので乗ってみることに!
結局、ザンビアには抜けずに、途中のムベヤという駅で下車し、マラウイに抜けました。
なお、タンザン鉄道が出発するダルエスサラーム 駅(タザラ駅。ダルエスサラーム 駅では通じないので注意!)は市内から少し離れています。「Mnazi Mmoja」というバス停(Maps.meで検索可能)からタザラ駅行きのミニバスが出ています(駅の近くで降ります)。それかUberでも行けます。
ダルエスサラーム ではタクシー強盗が多いため、絶対にタクシーを利用してはならないというのが常識ですが、Uberなら運転手の個人情報付きなので大丈夫だと思います(私も利用しましたが普通でした)。Uberのおかげでダルエスサラーム でもタクシー移動ができるようになりましたね〜
【料金】ミニバス(市内〜タザラ駅)400Tsh(約20円)
Uber(市内〜タザラ駅)8000Tsh(約400円)
タンザニア(1)モシ(Moshi)〜セノーテを超える透明度の泉があるらしい‼︎
7/11〜7/13 in Moshi
ナイロビからダルエスサラーム にダイレクトで向かおうと思っていたのですが、ナイロビで知り合った人からモシにかなりの透明度を誇るホットスプリングがあるとの情報を入手。さらに、モシからは天気が良ければキリマンジャロが見えるらしい。せっかくなので、モシに寄り道してからダルエスサラーム に向かうことに‼︎
(以下では1Tsh≒0.05円で換算)
1.ナイロビ〜モシ
「Tahmeed」というバス会社でチケット手配しました。ナイロビで有名な日本人宿「ニューケニアロッジ」から一番近いです。
ネットで調べると「Modern Coast」が安いと評判だったのですが、行ったら長蛇の列で並ぶの面倒だったのでやめました笑
結果的にはTahmeedにして良かったです!2+1の3列シートで、シートは革張りで幅広の上にリクライニングもめちゃくちゃ倒れます。かなり快適でした(音楽が大音量で流れている以外は...まぁこれはどのバス乗っても一緒ですが)
【料金】2000Ksh(約2200円)
【所要時間】4時間
*ニューケニアロッジを出て左に進むとバス会社が乱立してます。タンザニア行き以外にもウガンダ行きのバスもたくさんありました。
⚫︎国境情報
ケニアとタンザニアのイミグレが1つの建物にまとまっているため便利でした。ただ、ケニア出国する前にタンザニアの入国カードを書かされて焦りましたが...
ビザ代を支払う銀行がなぜか非常に分かりにくい場所にあります(奥に進んで行かなければならない)。私はバス会社の人間が代わりに行ってくれました(チップ請求されましたが...)。
なお、イミグレの建物の入り口で荷物のX検査あります(バスからバックパック持って行く)。
2.モシの街
こじんまりとした街で治安は良好。
ナイロビに比べてまだ暖かかったので過ごしやすかったです。
ワールドカップを見るために夜の11時頃まで外のバーにいましたが、帰り道も危険を感じることはなかったです。
キリマンジャロ登山の拠点の街だけあって欧米人が多く、そのせいかお洒落なカフェやレストランも多いです。
⚫︎宿情報
モシでは日本人に有名な宿のようです。私が行った時は、ほとんど宿泊客がおらず、ドミ貸切でした。
【料金】ドミ13200Tsh(660円)
フリーWi-Fiありますがほとんど使えません。ホットシャワーでます。部屋も含め全体的に綺麗でした。ただ、ドミの部屋の電気は豆電球1つでかなり暗かったです(寝るだけなんで問題なかったですが)。
あと愚痴ですが、ドミの目の前が共用スペースになっていて、他の日本人のグループが深夜まで歌ったり騒いで結構きつかったです。外国人よりも日本人が騒いでいる方がなんか腹が立ちますね。やっぱり同じ日本人だからこそよりマナー守れよと思ってしまうんですかね〜
3.ホットスプリング(Majimoto)
*Maps.meで出てきます。
キリマンジャロの他にこのモシで有名なのがホットスプリングです。全然知らなかったので、穴場なのかなと思っていたら、モシの街を歩いていたら、トレッキング、サファリと並んでこのホットスプリングツアーの客引きが多かったです。
試しに宿でツアー料金聞いてみたら50USDと言われたので個人で行くことに!
行き方は、モシのバスターミナルから最寄りのBomaという村までダンダラ(ミニバス)が出ているのでこれに乗ります(料金は1000Tsh)。
Bomaのバスターミナルからはトゥクトゥクに乗りますが、バスが到着すれば大量の客引きが押し寄せてくるので心配いりません笑(私は往復&1時間の待機で15000Tsh(750円)で手を打ちました)。
モシからBomaまでが45分、BomaからMajimotoまでが45分でした。
BomaからMajimotoまでは未舗装路で、アフリカの田舎という感じでバオバブの木も生えていたりして道中も楽しめます!
Majimotoの入場料は10000Tsh(500円)でした。
私が行ったときにはすでに多くの欧米人がいて、後からさらに大量の欧米人団体が押し寄せてきたので、欧米人にかなり人気のスポットのようです。
ホットスプリングと言ってますが、ちょっとぬるいぐらいの泉です。正直、ちょっと寒かったです笑
透明度もセノーテにまだ行っていないので比較できないですが、底まではっきり見えるほどの透明度ではありませんでしたが、かなり綺麗でした。
ターザンロープもあり、これがかなり楽しくて、何回もチャレンジしてしまいました笑
(Boma〜Majimotoの道中)
トゥクトゥクの運ちゃんも、かなりの好青年で写真撮ってたら停めてくれるし、早くしろ的な催促もなく、初めて自分からチップを払いました笑
個人的にはMajimotoまでの風景も含めて、かなり満足できました‼︎おすすめのスポットです!
ケニア(2)マサイマラ国立公園〜念願のサファリ‼︎
2018.7/7〜7/9 in Masaimara
ようやく念願のサファリ‼︎このためにアフリカに来たといっても過言ではありません。そうアフリカと言えばサファリっしょ!
1.どこでサファリするか?
サファリができる国・国立公園はアフリカにたくさんありますが、多くの動物及び大型の動物(いわゆるBIG5)が見られると有名なのは、事前に調べたところでは、
●ケニア「マサイマラ」
●タンザニア「セレンゲティ」
●南アフリカ「クルーガー」
でした。
このうち、「マサイマラ」と「セレンゲティ」は東アフリカでツアー参加型、「クルーガー」は南部アフリカで自分の車で回ることができます。
違うタイプのサファリに2つほど行きたいと思っていたので、東アフリカから1つ、南部アフリカで1つ行くことに。
では、東アフリカでは「マサイマラ」と「セレンゲティ」のどちらにするか?
マサイマラとセレンゲティはつながっている1つのエリアで、エリアの中を国境が通っているので、ケニア側がマサイマラ、タンザニア側がセレンゲティと分けられているだけで実質的に同じ(ただしセレンゲティの方が圧倒的に広い)。
そこでより安いケニアの「マサイマラ」でサファリに参加することに!(マサイマラは2泊3日でニューケニアロッジで申し込めば300USD、それに対しセレンゲティは4泊5日程度が主流で400USD〜500USDはかかる)
*BIG5とは、ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファローの5種を指し、これを見られることがサファリの1つの売りとされている。
2.サファリ内容
1日目:朝8:30に宿にハイエースがピックアップ。定員は8人が最大。なお、このハイエースは四駆でサファリ用に天井が開くように改造されており、このハイエースでそのままサファリします。
16:30頃にマサイマラすぐ横のキャンプサイトに到着。参加人数によって部屋は異なりますが、2〜3人ならテント、4人ならロッジです。
宿に荷物を置いてすぐにサンセットゲームドライブに出かけます。
あいにくこのサンセットゲームドライブではBIG5には会えませんでしたが、インパラやシマウマ、キリンといった草食動物に会うことができました。18:30頃には宿に戻り、夕食。夕食はビュッフェスタイルです。
【キリン】
【インパラ】
【左からグランドガゼル、トピ、コークハーテビースト】
【左からシマウマ、ヌー、ダチョウ】
2日目:この日は1日中サファリです。
午前中は、国境とマラ川を目指しながら道中に動物を探します。初っ端からゾウやチーター、バッファローといった大物が続々と現れます。夢中でシャッターを切りました。特にチーターはシマウマを捕食しているところで、これが自然なんだと感動しました。
【ゾウ】
【チーター】
【バッファロー】
途中、公園内にある高級ロッジに寄ってトイレ休憩。ここでは、マングースや鳥が間近で見れます。
【マングース】
【ツキノワテリムクドリ】
午後からはケニアとタンザニアの国境に。ヌーの移動を遠目ですが見られました。本当に国境目指して走ってきます!
その後、マラ川に行き、カバとクロコダイルを見ます。個人的にカバが好きなのでかなり興奮しました。
【カバ】
【クロコダイル】
マラ川の横でランチを食べますが、マントヒヒがすぐ近くまで来ました。結構近くて想像より大きくてちょっと怖かったですが...興奮しました。
【マントヒヒ】
そして、18:00頃に宿に戻り、オプションツアーとして、マサイ族の村を訪問することができます(事前にニューケニアロッジで申し込む場合は10USD、現地で参加する場合は1000Ksh)。
業務的なマサイダンスと家の中に招待されマサイ族の生活スタイルの説明を受け、その後はひたすら土産物の押し売りです笑30分ぐらいで終了します。
正直、行かなくても別にいいレベルです。マサイ族にはどこでも会えます。ザンジバル島のビーチにも居ました笑そっちの方がテンション高いマサイダンス見れましたし。
*注)私は事前にニューケニアロッジでマサイ族訪問のオプションを申し込み10USD支払ったのですが、現地でガイドからオプションに参加する場合はマサイ族に直接1000Ksh支払わなければならないと言われ、二重払いしました。結果的には宿に戻ってそのことを伝えたら1000Kshは返ってきましたが、結構時間がかかりました。正直、どちらが正しかったのか分かりませんが、事前にしっかり確認することと、領収書を保管しておくことをおすすめします。
3日目:この日は、早朝6時に出発してサンライズゲームドライブを2時間ほどした後、ナイロビに戻ります。
このサンライズサファリでようやく百獣の王ライオンに会うことができました。それもかなり間近で‼︎
最後の最後でライオンも見ることができ、大満足のサファリでした。
3.カメラについて
私は、本体はNikonのD5300、レンズはタムロンのマルチレンズ。最大望遠270mm(フルサイズ換算で405mm)を持って行きましたが、正直、ギリギリのことが多く、望遠が届かず悔しい思いもしました。
ライフルみたいなカメラを持ち込んでいる人もたくさんいました。
最後に、世界一周出発前にサファリ行きたいからアフリカ行くと話したら、サファリパークじゃダメなの?と言われて何も言えませんでした。
サファリパークであれば動物園よりもより自然に近い形で動物を見ることができ、BIG5すべてに会うこともできますし、わざわざアフリカ行かなくてもいいですし、何より圧倒的に安いですし...
ただ、実際、このマサイマラでサファリツアーに参加して私は良かったと思ってます。確かに、お目当ての動物に会えないことも多いですが、それが自然では当たり前ですし、だからこそ会えたときの感動は大きいです。また、狩りや捕食シーンを見ることができるのも魅力の1つです。また、動物だけでなく広大な国立公園内をドライブすることで自然を肌で感じることもできますし。
ただただより自然な形で動物が見たいかに尽きるかもしれません。
ケニア(1)ナイロビ【国境情報あり】
2018.7/5〜7/11 in Kenya
(以下では、1Ksh≒1.1円で換算)
ようやく4カ国目のケニアに入国!3ヶ月経過してまだ4ヶ国目...本当に1年で世界一周できるのか...まぁいいや。
エジプトからケニアに行く人の王道ルートはエジプトからエチオピアに飛行機で飛び、そこから陸離でケニアに入るというもの
*エジプトからスーダン経由して全て陸路で南下していく猛者もいます。ただしスーダン行く場合は日本大使館のレターが必要だったり、その後アメリカ入国ができなかったりと面倒くさいので飛ばす人がほとんどです。なお、スーダンの治安自体は悪くないようです。
*また、悪評高い(地球の歩き方では行くなと書かれてます)エチオピア〜ケニアのモヤレ国境ですが、女性一人旅で越えて来た人にナイロビで会ったので大丈夫そうです!
さらに、2018年7月時点でモヤレ国境で東アフリカ共通ビザ(ケニア、ウガンダ、ルワンダの3ヶ国)取得可能だそうです!
私は、8月中旬にどうしてもスペインに行く必要があり、南アフリカからの航空券をすでに取得してしまっていたので、エチオピアは飛ばすことに。あと、ウガンダとルワンダも行く予定だったのですが飛ばします...
予定ではエチオピア、ウガンダ、ルワンダすべて行って、既にタンザニアあたりにいる予定だったのですが...やっぱり予定どおりに行かないですね〜(世界一周航空券にしなくて本当によかった)
さて、ナイロビはアフリカ有数の凶悪都市として有名。しかも、泊まる予定のニューケニアロッジはそのナイロビでも特に危険とされているダウンタウンのど真ん中(歩き方には絶対に近寄ってはいけないと記載されていた笑)。
気を引き締めてUberで宿に向かう。
ナイロビは聞いてたとおり、大都市で市内に入ると渋滞で車がまったく動かないぐらい。何とか宿に到着したが、それにしても汚い...まぁサファリ参加するだけだしいいか。
着いたのが夕方過ぎだったので、荷物を宿に置いて、ご飯を食べに行くことに。
とりあえず歩き方にも載っている丸亀製麺が経営しているというナイロビでは有名な「Teriyaki」へ。
ご飯も食べ終わって、外に出ると夜の8時頃だったが、思っていたより人も歩いているし、活気もあって、治安は良さそう。
結局、ニューケニアロッジには計3泊して、夜は10時頃まで、朝は5時頃ダウンタウンも歩きましたが、危険を感じることは一度もなかったです。
店や銀行の前にはガードマンがいますし、夜遅く、朝早くでも人が結構歩いています。
エジプトも同じアフリカでしたが、雰囲気がまったく違う。エジプトはアフリカといってもほとんどアラブ人でほぼ中東みたいなものなので、ようやくアフリカに来たなという感じが。歩いているのはもちろん皆黒人だし、流れている音楽はもちろんヒップホップ。
市バスも日本とは全然違う。車体にはヒップホップアーティストがペインティングされており、車内では爆音でヒップホップが流れている。
日本のお年寄りが乗ったら心臓発作起こすんじゃないかというレベル。
ただ、個人的にはヒップホップ好きなので、街中どこでもヒップホップが流れているのはGood!道路ではダンス襲っている人も多い。本当に音楽とダンスが生活に溶け込んでいる感じ。
ただ、寒い...エジプトがめちゃくちゃ暑かったので、そこからいきなりこの寒さはこたえた。夜はヒートテックにパーカーを着込んでちょうど良い程度。それもニューケニアロッジのドミの窓はしっかり閉まらないので外気が入ってきてめちゃくちゃ寒い。そのせいでケニアに来た初日に風邪引いてしまった...
寒いことを除けば、ウザい現地人もいないし、物資は何でも揃うし、お洒落なカフェも多いので、結構快適。実際、ニューケニアロッジには長期滞在の日本人も結構いました。ただ、寒いと身体の調子が悪いので、ケニアはサファリ終わったら早々に退散したい...
【宿情報】
「ニューケニアロッジ」
ドミトリー750Ksh(約800円)
マサイマラの2泊3日のサファリが300USDで申し込めるということで日本人に人気。また各バス会社に近い。実際、私が行ったときもたくさんの日本人が泊まっていました。カイロで出会った人たちにも再会しましたし。皆ケニアならここに来るようです。
ただ、治安が悪いことで有名なナイロビのダウタウンのど真ん中にあり、ドミトリーは汚いし、窓はしっかり閉まらない。トイレもシャワールームも汚いうえに水が出ない!これが本当に困った。3泊したうち水が出たのは1日だけ。あと2日は水が1日中出ない状態が続いた。これで750Kshは高すぎる...
正直、サファリが安いのと日本人が多く情報交換ができるというメリットがなければ絶対に利用したくないレベルの宿です...
ただ、やっぱり有名な日本人宿だけあって、エジプトで出会った人たちにここで再開しました。情報ノートもありますし、情報収集という点ではかなり有用な宿です。
エジプト(5)ルクソール・アスワン〜圧巻の遺跡群‼︎
2018.6/29〜7/4 in Luxor,Aswan
当初、ルクソール方面に行く予定はしていなかったのですが、カイロ・ダハブで出会ったほとんどの人がルクソール方面に行っているとのことで、そんなに良いのか?と思い、行ってきました。
結果は行って大正解‼︎遺跡好きにはたまりません。
1.アクセス
カイロからアスワンまでは列車が走っています。通常、外国人はこの列車の1等車のチケットは入手できないのですが、「ベニス細川家」や「サファリ」といった日本人がよく使う宿で手配可能です。終点のアスワンまでのチケットなので、ルクソールに行く人は途中で降りることになります(ルクソールで降りるとアスワンまで行きたいエジプト人がチケットくれと言ってきます。あげるかは任意ですが...)。
1等車はシートタイプですが、日本の新幹線の席に似ていて、座席は非常に広くゆったりしています。もちろんAC付きです!
*逆にルクソール、アスワン方面からカイロ行きの1等車のチケットは外国人でも普通に窓口で買えます(カイロは首都なので警察の監視が厳しいのだとか...)
【料金】カイロから20USD〜(半分は宿の手数料)
アスワンから235ポンド(約1410円)
【所要時間】10:30〜14:30(よく遅延します)
*なお、座席ではさすがに誰も喫煙していませんが、車両の連絡通路及び食堂車ではみんなタバコ吸ってます。なので、禁煙家の方にはキツイかもしれません(というかエジプトは全体的に喫煙率高いので禁煙家の人にはエジプト自体キツイかも...)
2.スポット
私は、ルクソール(カルナック、ルクソール神殿、王家の谷)→アビドス、ハトホル神殿→アスワン(アブシンベル)を6泊7日(うち2日は移動日)で行ってきました!
(1)ルクソール
ルクソールは駅や宿が集中するナイル川の東側エリアに「ルクソール神殿」と「カルナック神殿」の2つのスポットがあります。両方とも中心部から自転車で余裕で行ける距離です(宿で自転車レンタル可能)。
西側エリアには王家の谷などがあります。西側エリアはスポットが点在しておりまた坂もあるので自転車で周るのは厳しいです(特に猛暑の時期は)。大体どこの宿でも西側ツアーやってます。
さらに、ナイル川中流域の遺跡のツアーもアレンジ可能です。私は、宿でアビドス遺跡、ハトホル遺跡の半日ツアーをアレンジしました(1人だったのでかなり割高でしたが...)。
①ルクソール東側エリア
【カルナック神殿】
入場料:120ポンド(約720円)
*写真撮影可能
列柱、壁のレリーフが見事です‼︎かなり見応えあります。
*夜は別途ライトアップやってます(別料金ですが...)
【ルクソール神殿】
入場料:100ポンド(約600円)
*写真撮影可能
ルクソール神殿は夜9時まで開いていて、ライトアップ後も特別料金かかることなく見学できます!なので、夜のライトアップ後がおすすめです‼︎
人もまばらでしたので、ゆっくり見学できました。
②ルクソール西側エリア
宿(ハッピー・ランド)でツアーに参加。
料金:80ポンド(約480円)*各遺跡の入場料は別
ツアー内容:王家の谷→ハトシェプスト女王葬祭殿→ラメセス3世葬祭殿→メムノンの巨像の半日ツアー
【王家の谷】
入場料:160ポンド(約960円)
*墓内部はすべて写真撮影不可(外部はOK)
*ツアーではツタンカーメンの墓など別途料金が発生する墓以外の墓3つを見学
写真撮影不可だったため、残念ながら写真はありませんが、墓内部のレリーフはそれはもう見事でした‼︎色もしっかり残っていて3つで大満足したので、ツタンカーメンには行ってません(ツアーでも時間内に戻ってくるのであればツタンカーメンの墓も行けます。ただ、ツアー参加者は誰も行ってなかったですが...)
【ハトシェプスト女王葬祭殿】
入場料80ポンド(480円)
*写真撮影可能
【ラメセス3世葬祭殿】
入場料60ポンド(約360円)
*写真撮影可能
③ナイル川中流域の遺跡
宿(ハッピー・ランド)でツアーアレンジ(正確にはハイヤーチャーター)。
アビドス遺跡とハトホル遺跡巡って帰ってくる半日貸切で1080ポンド(約6480円)。
1人で貸し切ったため割高になりましたが、行って良かったです‼︎(車も革張りシートのかなり良い車で快適で、ドライバーも口数少ないナイスガイでしたし)
アビドス、ハトホルともにそれはもうレリーフと列柱が見事です!特にハトホル遺跡の列柱は色もしっかり残っていてその大きさと精巧さに感動すること間違いなし!さらに、遠方のためか観光客がほとんどいません。両方の遺跡ともほぼ貸切状態でゆっくり静かに見学できますので、かなりおすすめです‼︎
なお、アビドス遺跡周辺は個人での行動禁止、ハトホル遺跡周辺は個人での行動可能です。
行った感想としては、治安はそんなに悪そうには見えませんでした。ただ、ハトホル遺跡周辺の道端で果物売っているおじさんがライフル銃ぶら下げてたので、多分治安悪いのでしょう...
列車等で自力で行かれる方は十分に注意してください。
【アビドス遺跡】
入場料80ポンド(480円)
*写真撮影可能
【ハトホル神殿】
入場料80ポンド(約480円)
*写真撮影可能
遺跡内は広く、屋上にも登れます。プチ探検気分味わえます。
列柱が本当に見事です!これを見れただけでも6000円払った甲斐があると思ってます。さらに外面にはクレオパトラのレリーフもあります。
(2)アスワン
アスワンにはアブシンベルを見に行っただけなので、アスワン自体はほとんど観光してません(観光した人は特に見所ないと言ってました...)。
【アブシンベル神殿】
有名な世界遺産で、せっかくルクソール方面まで来たので、一応ツアーに参加あして行きましたが、結論から言うと、正直、行かなくてもよかったです。なぜなら、アスワンからかなり遠いのに、遺跡内はそこまで広くなく、さらに内部は写真撮影不可!そして入場料が高い...
ツアー代金:230ポンド(1380円)。アブシンベルまでの往復のみ(入場料別)。
入場料:175ポンド(1050円)
アブシンベルまで片道約3時間
*遺跡内部は写真撮影不可
3.宿情報
(1)ルクソール
「ハッピー・ランド」
料金:AC付シングル124ポンド(約750円)
部屋は狭かったですが、綺麗でした(ただエアコンの音がうるさかったです...)
Wi-Fiはレセプション周辺はそこそこ強かったです。朝食付き。ランドリーサービスあり。ルクソール西側やアビドス、ハトホルなどの各種ツアーアレンジ可能。自転車もレンタル可能。
ただし、駅から遠いのがネックです!ツアーで出会った日本人はエベレストに泊まっている人が多かったです。
(2)アスワン
「Yaseen Hotel」
料金:AC付ツイン120ポンド(720円)
部屋は広く綺麗でエアコンの音も静かでした。さらに駅からすごく近く、周りにはレストランや売店もたくさんあるので便利です。個人的にはかなりお気に入りでしたが、同じ日にチェックインした日本人カップルWi-Fiが弱いといって別のホテルに移動していきました。確かにWi-Fiは弱かったですが、SIM使ってたので気になりませんでした。エジプトはどこもWi-Fi弱くて、SIMが激安で4GなのでSIM購入するのがおすすめです!
レストランのおすすめは...特にありません笑毎日そこら辺のローカル食堂でチキンの丸焼きばっかり食べていたので。エジプトではどこでもチキンの丸焼きがあって安い(ハーフで40ポンドぐらい)のでおすすめです!
なんだかんだでエジプトに1ヶ月も居てしまいました(うち2週間はダハブで沈没してましたが...)。いよいよ次はアフリカ大陸でも一番楽しみにしていたケニアのサファリに行ってきます‼︎